人間が本来食べるべきもの〜人類(ヒト)の食性〜  医学情報

人間が本来食べるべきもの〜人類(ヒト)の食性〜

「偏食」のすすめ〜ヒトは果物を食べるように生まれついている
 永楽 和重箸 教育評論社 

これは素晴らしい本である。食養生はこれが究極だと思う。

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食養生を勉強していると、玄米菜食がベストだという結論に落ち着く。私もそう指導してきた。しかし、いろいろと調べているうちに、必ずしもそうではないことに気がついた。

私は、患者さんに人間の身体は、草食動物と同じ構造をしている。肉を引き裂く爪もなければ、生肉を噛みちぎる牙もない。それに腸が長い。

人間は草食動物だと。だから、人間の食べるべきものは、野菜だと言ってきた。

が、そうではないようだ。もちろん巷で言われている“雑食”でもない。大体、野生の動物は偏食であり、決まった物しか食べない。人間は雑食でなく、食べれば何でも食べられる身体をしているということだ。これは牛でもそうだ。肉を食わせれば肉(肉骨粉)も食べるが、その結果“狂牛病”という病気が発生した。

本来の食性を守らなければ病気になる。人間も同じだ。人間界は病気が溢れている。

ライオンは肉食動物である。牛は草食動物である。人間はライオンでもなければ、牛でもない。人間は霊長類である。

霊長類の食性を見れば、ヒトの本来の食性がわかる。サルやゴリラとヒトとの遺伝子の違いは1〜4%程度と言われている。解剖学的な身体の構造についてはほとんど同じである。

霊長類の食性はどうなっているだろうか?

霊長類の食性は“果実食性・葉食性”だそうだ。もちろん全ての霊長類がそうということではなく、小型の霊長類は“虫食性”サイズが大きくなるに従って、小型のサル、虫食性→葉食性→果実食性・虫食性→果実食性・葉食性と食性が変化して行く。

人間は、チンパンジーやオランウータンとサイズが同じである。彼らの食性は「果実食性・葉食性」である。
従って、人類(ヒト)の本来の食性は、果実食性・葉食性ということになる。

本書では私達に必要な食べ物と必要でない食べ物を分けている。

必要な食べ物
・生の食べ物
・精製されていない食べ物
・植物性の食べ物

必要でない食べ物
・加熱調理された食べ物
・精製された食べ物
・動物性の食べ物

野生の動物は熱を加えたり、調味料を使ったり調理をして食物を食べることはありません。全て生で食べるのです。

著者はこう言います。

本来、生で食べられて、おいしいと感じるものがその動物の食べ物であると。
つまり、熱を加えたり、醤油や胡椒を使用しないといけない食べ物は食べ物では無いと。

そうすると私達、日本人の主食だと思っていた“お米”は食べ物では無いと言うことです。なにしろ生ではとてもじゃありませんが食べられません。

生でおいしく食べられるものは、やはり果物ということですね。

加熱調理をしたり、調味料を使用した瞬間に、食べ物ではなくなるのには理由があります。
それは、加熱することによって、その食物が持っている、生命が失われ単純な壊れた物質になってしまったり、調味料を使用することにより、精製された化学物質を摂取することになるからです。

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生の食べ物は、生命力に溢れており、野生の動物はその生命力を食べています。その本体は、生きた酵素、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、ファイトケミカル、細胞内に閉じ込められた生きた水にあります。

加熱調理した瞬間にこれらの生命力はすべて破壊され、単なるこわれたタンパク質、炭水化物の物質に変化します。そして私達の多くは、この壊れた食べ物でない物を、食べ物だと思って食べているのです。だから、病気が溢れている。

現代の栄養学もこの壊れた物質で成り立っています。根本的に栄養学が間違っているのです。現代的な栄養学を信奉している以上、病気は治らないと思います。壊れた栄養学です。

現代的な栄養学に基づいた栄養士などの国家資格を勉強している人は非常に無駄なことをしなければなりません。まあ、医療系の国家試験とは全く役に立たない、いろんな業界に配慮した結果、無駄で嘘ばかりの知識で成り立っているのですが。

私は、玄米は良いものだと思っていましたが、結局、加熱調理した瞬間に全てが壊れてしまいます。白米よりちょっとマシと思った方が良いようです。繊維が多いので、排泄が良くなると言うのが(副交感神経が高まる)その効果の本態だと思います。

本書は、他に酵素の重要性、肉食の問題点について触れています。

ぜひ、本書を購入して読んで下さい。食養生はこれが究極です。本来の食性を取り戻せば、健康も取り戻せる。

これからは、ベジタリアンではなく、フル―タリアン(果実食)を目指したいと思います。

体調を整えたい、ダイエットしたいと言う方は、ぜひフル―タリアンを目指して下さい。そこまで出来なくても、朝食をフルーツにするだけでも相当な効果を感じることができます。

自然に努力なしで健康的にダイエットできます。朝食を4〜5種類のフルーツにするのです。いくら食べても大丈夫です。しかし、重要なポイントがひとつあります。午前中は、果物以外は絶対口にしないということです。これを守って下さい。これができないと効果はありません。

もっと効果を確認したい方は、昼食までフルーツのみということにチャレンジしてみてください。きっと身体が楽になり、体調が良くなります。

フルーツ食で足りない栄養素はなにひとつありません。むしろ、現代的な加熱調理、精製食品を食べている方が足りない栄養素だらけでしょう。

フル―タリアンを目指しましょう。

余談だが、ベジタリアンのレストランは存在するが、フル―タリアンのレストランは存在しない。これを作れば斬新で結構良いかも。フルーツレストラン。

「偏食」のすすめ 強力に推薦します。



ちなみに、フルーツは糖分が多いので糖尿に悪いと言うおバカな医療関係者が存在するが、フルーツでは絶対に糖尿にはならない。それは人間のシステムに合致しているので、問題は無い。糖尿になる野生のサルは存在しない。

糖尿の原因は、遺伝的(先天的)なもの。それと、精製された砂糖、化学調味料、加熱調理された食物、肉食が原因である。

追記するとすれば、これに薬剤、ワクチンが付け加えられる。
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2013/8/28  16:05

投稿者:元気

ティモシーさん

2年間フル―タリアン生活をした人が冷え症になってしまったというのを聞きました。人間は体毛を失った上、他の野生動物と比べると運動量が低すぎて果実食が向かなくなっているのかも知れません。甘すぎる果物というのも問題だと思います。最近は野菜も甘い。

しかし、果実、野菜が人間の食性であると私も考えます。体調の悪い人は、果実、菜食にすべきだと私も考えます。何しろミネラル、ビタミン、ポリフェノール、酵素、生きた水、ファイトケミカルが多量に含まれているのだから(これも減少している可能性があるが・・・)。

肉食のような非効率的な食物の生産(環境にも悪い)よりか果実、菜食で食糧問題も解決できると思います。

コメントありがとうございました。

2013/8/27  13:35

投稿者:ティモシー

初めまして、ティモシーといいます。「人間の食性」でネット検索していて、ブログを拝見させていただきました。

私も「フィット・フォー・ライフ」に感銘を受け、健康・アンチエイジングのために果食生活(+生ナッツ)を2年弱実践しました。

その前からベジタリアンでしたので肉食しなくても問題ないことはわかってましたが、果食の結果若干太ったのと中性脂肪の上昇という結果になりました。

現代の果物は「甘いこと」に過度に重点を置いて品種改良されてしまい、人間が原始の時代に食べていたものとは比べ物にならないくらい糖度が高く、このような結果になったと思います。
(今は野菜中心の生活をしています。)

とはいえ生のままおいしく食べられるものが人間本来の食性、という考えは今も正しいと思っています。

今年のように暑い夏にはビールを飲んだりしますけど、今後も人間本来の食性にあった食生活を送れるよう努力していくつもりです。

通りすがりの駄文、失礼しました。






2012/11/28  20:36

投稿者:元気

モモさん

フル―タリアンになると生理が止まるという意味が全く分かりません。もしそうなら自分の身体で試してから教えて下さい。ベジタリアンも生理が止まるのでしょうか?

>サルと全く同じ食事が人間の食事とは言い切れなくないですか?

とのことですが全くその通りですね。としか言えません。

私は別にフル―タリアンになれとかこれが絶対だとか言っているわけではありません。そう思う方はそうすれば良いし、そう思わない人はしなければいい。そういうことです。

朝食を果物にすると体調が良くなるのは間違いありません。それでいいのでは?とにかくやってみてそれが自分に合っているかどうか。それが正解です。

世の中に言い切れるものは何もありません。これが正しいというものもありません。私の情報も、押しつけるつもりもありません。私達は自由です。議論するものでもありません。それはバカげた行為。自分がどう考えるか、あなたがどう考えるか。全て自由。自分の頭で身体で考える。ただそれだけですね。だからあなたの意見はあなたが考えて下さい。それがあなたの答えです。

2012/11/28  15:06

投稿者:モモ

フルータリアンになると生理が止まると聞きましたが?サルと人間は全くのイコールではないので、サルと全く同じ食事が人間の食事とは言い切れなくないですか?


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