「進路学習会(職業について考える)」中学一年生への話@  講演

「進路学習会(職業について考える)」中学一年生への話@

病気と爬虫類脳について

こんにちは、吉田と言います。仕事の話をね。してみたいなあと思います。ちょっと、こういう道具を持ってきました。

鍼とお灸の現物を見せる

まあ、ちょこっとだけですけど、今、紹介してもらった通り吉田と申します。仕事は鍼灸師という、あまり皆さんに馴染みのないような仕事かもしれませんね。鍼灸師の仕事と言うのは、こういう鍼、鍼灸だから、鍼灸の鍼というのは鍼のことです。

それとこう言う、もぐさ、綿の様なものを使って仕事をしています。このもぐさというのは、この学校のグランドにも多分いっぱいあると思うんですけど、よもぎの葉っぱの裏、見た事ありますか?

ちっちゃい毛がいっぱい生えています。このちっちゃい毛を集めたのが、このもぐさです。僕の仕事はこういうものを使って、病気の治療をするんです。こういう、道具を見せて、これちょっと回してみて(生徒に渡す)、手に取ってもらってもいいです。

今そこにお渡ししたのも、鍼なんです。鍼というのは刺すのが鍼では無くて、刺さないで押さえるような鍼もあるんですよね。それを皆さんにちょっと知ってもらいたいと思います。

じゃあ何をしているの?って。あのう鍼灸って言うのは、何を対象にしているのかというと、身体と心の病気全てです。全てが対象です。えーと、まあ、急性疾患とか脳卒中、脳梗塞とか心筋梗塞みたいな、交通事故、一刻も猶予を許さないようなもの。そういうものは僕のところに来てもですね、どうしようもないですね。

そういうものは対象外。それ以外の、例えば、肩こり腰痛は当たり前、内臓疾患、胃潰瘍だとか逆流性食道炎とかそういうのから、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、ガンに至るまでぜーんぶ。心の病気を含めて全部ですね。全てが対象です。どういう人対象にしているのか?赤ちゃんから妊婦さん、お年寄りまで非常に幅広く治療できる。鍼灸で治療できない病気はありません。

で、まあ、私の仕事を理解してもらうには、私がいっつもやっていることをここでしてみたいなと思うんですね。まず治療をしながら、話をしている。なんで皆さん病気になるのですか?なんで病気になるのかって話をする。これが病気を治す方法なんですね。本人が理解しないとなかなか良くなりません。

そうやって患者さんに話をしていることをちょっとここで話をしたいなって思いますね。ちょっと黒板を使います。黒板を書いたことが無いので書けるかわかりませんが(笑)。
あのう、書き順とかそういうのは気にしないで下さいね(笑)

黒板に 病気と書く

病気ってこうやって書きますよね。まあ、病は気から。病気ってこれなんですよね病は気から何です。要するにここは(気の部分)は心の部分であって、ストレスを受けるところです。これが全てです。ここで(心)全部病気になるのです。何も難しいことは何もない。
ここ何です。

このストレスに関わる部分それがわかれば、自分でどうしたらいいのかっということが分かって来るんです。だから、病気と言うのはその人の心が表現されたもの、それが病気になります。心を表現しているのですね。

で、それにはね。脳の働きが関係しているのですね。ちょっと難しいかなって思うかもしれないけど、難しいところは飛ばしていいです。わかるとこだけ解って下さい。脳の話をここでちょっとしたいと思いますね。まあ、簡単に書きますね。


脳の絵を黒板に書く。

これは脊髄。脊髄はこう書くのかな?脊髄ね、この部分。で脳。皆さんの脳を簡単に3つに分けるとね。一番下に爬虫類の脳があります。皆さん爬虫類脳がある。持っているんです。この上に、ここは哺乳類脳です。で一番上に、人間の脳がある。

この話はね。ここに三位一体脳の本がある。ポール・D・マクリーンという人が言っている、知っている人は知っている非常に有名な話、で、これは何をしているかというと、人間らしい理性を持っているところ、より人間らしく理性を保ったり、人間関係を上手に築く、それがこの人間脳ですね。

その下の大脳辺縁系、ここは、快不快、気持ちがいいとか気持ちが悪いとかですね、ここは獣の脳ですね。獣の脳。で、そのもっと下にですね。本能を司るところがあるんですね。爬虫類脳。爬虫類脳。ここは、人の意識だとか、呼吸だとか、あるいは血液の循環とか、調節とか、ま、人間が生きていくための要素って言うのはここに入っているのです。

で、えーと、性欲だとか食欲だとか本能的な部分はここなんですね。あとは、からだのリズムをとっています。睡眠だとかね。覚醒のリズムとかね。そういうのをやっている。病気ってじゃあどこで発生するの?病気ってどこで発生するの?病気ってこの欲望の部分なんですよね。ここなんです。爬虫類脳。ここがようく働くと病気になる。この部分。

欲望を充足させるところ。ここが良く働くのはじゃあ、どういう時ですか?って言うと、皆さんがストレスを感じた時です。ストレス状態。何でストレス状態のときにここが活発になるのかっていったら、ここは生き残りをかけるところ、サバイバル脳ですね。生き残りをかけるときはですね。自分が攻撃されていると思っちゃうんですね。

だから周りにいる人ってみんな敵なんです。そうじゃないですか、ストレスを一杯感じた時って、ちょっとしたことで腹が立つし、周りの人は自分を傷つける。そういう風にして、周りにいる人がみんな敵に見えてしまう。この爬虫類脳が活発になっている時。どういう状態かというと闘うか逃げるかと言う状態なんです。

闘うか逃げるか。闘うか逃げるかと言う状態の時はですね。力のある人は何をするかというと暴力をふるいます。で、力の無い人は自分を守らないといけない。逃げるか引きこもるか、どっちかです。どっちかの反応を示します。それが、爬虫類脳の働き。

で、この部分が緊張とか暴力を引き起こす。人間が人間たるゆえんと言うのは、場所で言うとここ何です。(黒板の絵大脳新皮質を指さす)。ここでいないといけない。爬虫類になってはいけない。科学者が言っています。爬虫類脳が働くと、どういうことが起こるか。

科学者によると、爬虫類脳が人間の神経系の中核であり、攻撃的性格、え〜それから冷血にして儀式的な行動、それから操作したいと言う願望、権力欲、所有欲、縄張り意識、強い者が正しいという考え方、そういうのが、この部分なんですね。

本当にね。皆さんに考えて欲しいのは、世の中はどうなっていますか?世の中?テレビでニュースを見たりね、新聞でニュースを見たり、世の中どうなってる。人間の社会ですか?よく考えてみたら、どうですかね?爬虫類だらけではないですかね。爬虫類の世界ですよね。

世の中は紛争とか戦争とか、暴力事件とかそんなのしかない。だから、今ちょっと残念ながらそういう世の中になってきているんですよね。これは冷血な、冷酷な、実際、爬虫類って冷血ですからね。冷酷な部分が、残念ながら今の社会はなってしまっている。

これはやっぱり変えないといけない。え〜ま、そういう社会になっている。実際はですね。人間であれば暴力をふるったり、あるいは、事件を起こしたり、目の前にいる人を傷つけたり、絶対にできない何ですよ。ちょっと考えてみたらいい。できないんですよ、人間だったら。人間じゃないんですよね。

人間じゃない部分を刺戟されて、そして本能のままに生きている。そういうところから、えーと、緊張とか暴力とか、ひいては我慢強い人とかそのまま病気になってしまう。それが病気の仕組みなんですよね。それを僕は皆さんに知ってもらって、なるべく爬虫類にならないようにしましょうと。

だからもし自分が、怒りを覚えたり、イライラしたり、人を傷つけそうになった時、あるいは自分の友達、自分の大切な人がそういう状態に陥っている時は、ちょっと危ないよ、爬虫類になりかけているよって、ね。ちょっと教えてあげたらいいと思いますね。自分がもしそう、怒ったりねしそうになった時は、いずれ病気になりますからねそういうことをしていると、だから、そう言う時には自分の手足を見て下さい。

手足を見てね。鱗が生えていないかな?鏡を見て目が爬虫類みたいな目になっていないかな?やっぱりそういうことを考えるのと考えないのとはずいぶん違うんですよ。そこをやっぱり、よく考えて、爬虫類になっちゃいけないな。

昔から言葉がありますよね。気づいたときに何と言いますか?目から鱗が落ちるって言うんですね。爬虫類なんですよ。気づかない人は爬虫類なんです。気づいてぜひ爬虫類から、抜けてもらいたい。こういう話を僕は治療中にいっつもしているんです。

でそういう話がわかってくると病気ってね良くなっていくんですよ。だから鍼灸の仕事って、別にこういう鍼を刺したりね、お灸に火をつけて何か刺激を与えるとかね。そういうのが仕事では無いんですね。鍼灸の仕事って病気の仕組みを理解してもらうのが仕事なんです。

これがわかると爬虫類から脱却できる。大体、身体が冷えていると人間って不安を感じるんですよね。冷えていると。冷えていると不安を感じるのだから温めたらいいんですね。温かいというのは安全だという信号なんですね。冷えていると言うのは、危ないっていう信号、生き物って温かいのが当たり前、死んでるものって冷えてるんですね。寒いとこって生き残りが大変なんです。

温かいところはホッとするんですね。だから、沖縄に住んでいる人ってのんびりしていますよね。東北地方の人はのんびりしていたら死にますよね。東北地方の人が飲みに行って、酔っぱらって帰ってきて玄関先で寝たら死にますよ。でも、沖縄の人は外で寝ても死にませんね。それぐらい温かいっていうのは違うんですね。鍼灸をすると身体が温かくなって、心も温かくなる。ちょっと爬虫類から脱出できる。それが私の仕事なんですね。

もうひとつ最後に、言いたい事が私はあるんです。それは今の世の中、爬虫類のような世の中、やっぱり僕はこの世の中を皆さんに変えてもらいたい。それから僕も変えようとしている。自分自身も爬虫類になることがある。だからいつもチャレンジしているんです。

皆さんはそうならないように、本当に、チャレンジしないと未だかつて平和な世の中を達成した人はいないんですよね。ことごとく失敗している。世界中見渡したらわかると思う。戦争ばっかりしている。幸いにして、日本は平和なので、やっぱりそこを皆さんにチャレンジしてほしいんです。

生きる目的は何ですかって聞かれるかもしれない。生きる目的はそこだけですね。何もお金持ちになるとかねそういうことじゃない。どうやったらみんなお互いをね。仲間だと認識して心が安定した生活を送れるのか。そういう温かい世の中をつくるのが生きる目的では無いのかなって僕は思って、いつも活動しているのです。

最後にですね。生島ヒロシさんって知ってます。知ってる。アナウンサーでね。今あまりテレビに出ないから知ってる人は少ないかもしれないけど、最近読んだ本の中で、いい言葉があったので皆さんにちょっとお伝えしたいなって、

“人よりうまく話そうとか、人前でアガらないでしゃべろうとか、真っ赤にならずに話そうとか、そんなことは、どうでもよくて、それよりも自分の思っていることが相手に伝わり、コミュニケーションを取れることが、どれだけ素晴らしいことか。”

これがね、ものすごく大事な言葉だと僕は思います。生島ヒロシさん自身も赤面症で話すのが非常に苦手だった。皆さんもちょっとチャレンジして下さい。自分を変えるチャレンジですね。人前で話すのが苦手だとか、それは僕だって苦手なんですよ。でもやっぱりチャレンジでこんなところにでてきているのです。だからぜひ、皆さんに縛って欲しくないのは、よく聴く話ね。KYとか。空気が読めないとかね。ああいう言葉は僕は止めてもらいたい。KYっていう言葉ってどういうものかというと、人を縛ったり他人を縛ったりする言葉なんですよ。

非常に危険な事を皆さん侵しているのです。そうじゃなくて皆さんは自由なんですよね。自分達は自由だってこと、そういうことを、いつも考えながらこれから成長してもっと、自分の活躍の場とか広げてもらいたいなと思います。これが私の仕事です。ありがとうございまいした。


以  上
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