忙しすぎて、この1,2日楽器を触ってない。
ストレス解消のために弾いているのに、弾けないからストレスが2倍!
案の定、久々に触ると指が回らない。
でも、調弦しながら少しずつ音を拾っていくと・・・
は〜、なごむ
はい、バロックギターで練習しているページです。
アルファベットはギターコードです。
えっ?簡単そうって?
ふっ、ふっ、ふっ、あまいね。
この、コードがじつはクセモノ。
AはじつはAメジャーではない。
AはじつはGメジャーなんよ!
BはCメジャーで、CはDメジャーで、DはAマイナーで、EはDマイナー・・・・延々と続く。
使用頻度順になってるらしい。
これって本当に親切なん?!
AからIぐらいまで覚えると、簡単な曲は弾けるようになりますよ、って
師匠にかる〜く言われたが、十分混乱してるんですけど!
しっかしまあ〜、小さな紙面にびっしりと、どのページにも楽譜が小さい字で詰め込んである。サインを見ると、作曲者のサンスさんが自分でエングレィヴ、つまり印刷の版下を彫り込んだことが分かる。
そりゃそうだ、印刷屋さんに頼んでも、楽譜の書き込みなんて、専門家じゃないから大変よね。ミスプリントの確率が高くなるでしょうし。こんなにスペース節約して・・・。出版はお金がかかるものね・・・。特にこのころ(1697年発行)、はまだ印刷機が発明されて間もない頃だから、出版にこぎつけるだけでも、大仕事よね。
即興演奏が主流のこのころの演奏技術は、演奏家にとって絶対に人に教えたくない、企業秘密だった。それが、こんな形で、初心者からプロまで役立つ、教則本という形にしてくれたサンスさんは・・・良い人だ。ありがと〜。ちょっと読みにくいけど、がんばりマース。
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