トランプ
昨晩ひさしぶりに子供達をトランプをしました。
最近のブームは年号カルタでした。
日本史年号の覚え方を読み上げ、年号とイラストの入ったカードを取ります。
三男は、日本史をまだ勉強していないのに、イラストで覚えていたり、得意なカードを
作って健闘しますが、この勝負は次男がいつも圧勝。
中2の長男にも勝つのは、彼の持つ俊敏性もあります。
昨晩も次男の2連勝の後、たまには他の兄弟に勝たせようと、トランプの大貧民をしました。
さすがにその時は、長男が連勝。
次男は、いつもの俊敏性と勢いで、最初にいいカードを使い切って連敗です。
普段年号カードで自慢しているので、いい経験です。
私は大人の浅知恵で、ついつい作戦を考えていいカードを取っておき、パスを繰り返し気がつくと、最下位でした。
さて、ある禅問答の話。
あるお寺で、雨が降ってきて天井から雨もりし始めました。
名だたる僧が、弟子達に向かって、床が濡れないように、しずくを受けるものを持って来くるように命じました。
その中のある弟子が、なぜかザルを持って来たにも関わらず、褒められたそうです。
褒められた理由はいろいろあるようですが、
人が生きているうちには、予想外の出来事に遭遇し、その場で判断しないといけない、ケースがある。
あれこれ考え、完璧を期して、行動しないより、その場で最善の行動をする大切さを教えているようです。
おそらく、他の弟子たちのうち、早く見つけたものが、タライやおわんを持って行ったのでしょう。その中で、水がもれるザルでも持っていった、修行僧の対応の仕方を取り上げたのでしょう。
ついつい100%でないといけないと、時間を掛けすぎ、行動が遅れてしまうことがあります。
風の大地というゴルフ漫画があります。
ピンチに陥った時、主人公は先輩のアドバイスを思い出します。
結果に捕らわれすぎると、逆に自分が結果に支配されてしまう。
自分らしいプレーができなくなる。結果を恐れるな。
スープつくりで有名な辰巳芳子さんも
「どんな丁寧につくってもタイミングがあわなければ意味がない」
ある有名な経営者も
即時解決の大切さを説きます。
後まわし→「あれもやらきゃ」「これもやってない」懸案事項ばかり
→スケジュール調整不可→仕事がたまっていくばかり
つまり 「あとで」と思ったことは「できない」とおなじこと。
だそうです。
教育者の森信三先生は、手紙を書く大切さを説かれています。
とにかく、80%の出来でもかまわずすぐ書くこと。
機を逃すと、書かないで終わる。
ならば、80%の出来でも、書いた方がいい。
ついつい、スランプの時とか、考えすぎていることってありますよね。
そんな時こそ、結果を恐れず、まずはやってみる
というクセづけも解決への糸口かもしれません。
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最近のブームは年号カルタでした。
日本史年号の覚え方を読み上げ、年号とイラストの入ったカードを取ります。
三男は、日本史をまだ勉強していないのに、イラストで覚えていたり、得意なカードを
作って健闘しますが、この勝負は次男がいつも圧勝。
中2の長男にも勝つのは、彼の持つ俊敏性もあります。
昨晩も次男の2連勝の後、たまには他の兄弟に勝たせようと、トランプの大貧民をしました。
さすがにその時は、長男が連勝。
次男は、いつもの俊敏性と勢いで、最初にいいカードを使い切って連敗です。
普段年号カードで自慢しているので、いい経験です。
私は大人の浅知恵で、ついつい作戦を考えていいカードを取っておき、パスを繰り返し気がつくと、最下位でした。
さて、ある禅問答の話。
あるお寺で、雨が降ってきて天井から雨もりし始めました。
名だたる僧が、弟子達に向かって、床が濡れないように、しずくを受けるものを持って来くるように命じました。
その中のある弟子が、なぜかザルを持って来たにも関わらず、褒められたそうです。
褒められた理由はいろいろあるようですが、
人が生きているうちには、予想外の出来事に遭遇し、その場で判断しないといけない、ケースがある。
あれこれ考え、完璧を期して、行動しないより、その場で最善の行動をする大切さを教えているようです。
おそらく、他の弟子たちのうち、早く見つけたものが、タライやおわんを持って行ったのでしょう。その中で、水がもれるザルでも持っていった、修行僧の対応の仕方を取り上げたのでしょう。
ついつい100%でないといけないと、時間を掛けすぎ、行動が遅れてしまうことがあります。
風の大地というゴルフ漫画があります。
ピンチに陥った時、主人公は先輩のアドバイスを思い出します。
結果に捕らわれすぎると、逆に自分が結果に支配されてしまう。
自分らしいプレーができなくなる。結果を恐れるな。
スープつくりで有名な辰巳芳子さんも
「どんな丁寧につくってもタイミングがあわなければ意味がない」
ある有名な経営者も
即時解決の大切さを説きます。
後まわし→「あれもやらきゃ」「これもやってない」懸案事項ばかり
→スケジュール調整不可→仕事がたまっていくばかり
つまり 「あとで」と思ったことは「できない」とおなじこと。
だそうです。
教育者の森信三先生は、手紙を書く大切さを説かれています。
とにかく、80%の出来でもかまわずすぐ書くこと。
機を逃すと、書かないで終わる。
ならば、80%の出来でも、書いた方がいい。
ついつい、スランプの時とか、考えすぎていることってありますよね。
そんな時こそ、結果を恐れず、まずはやってみる
というクセづけも解決への糸口かもしれません。
