[気象状況、防災事項]
東日本に停滞する梅雨前線の活動が活発となっているため、長野県内、
18日にかけて、雷を伴い1時間に30ミリから50ミリの非常に激しい雨が断続的に降り、広い範囲で大雨となる恐れがあります。
県内の雨は、17日の午後に一旦小康状態となる所もありますが、17日
の夜遅くから18日夜にかけては、再び強まり、雨は19日にかけても降り続く見込みです。
山・崖崩れ、低い土地への浸水、河川の増水に警戒して下さい。また、落雷、突風に十分注意して下さい。
なお、15日から19日頃にかけての総雨量は、所によって平年の7月1か月間の雨量に相当する大雨となる可能性もありますので、最新の気象情報に留意して下さい。
[雨量の実況]
降り始めの15日朝6時から17日朝5時までの降水量は、
松本市上高地:177ミリ、王滝村御嶽山:120ミリ、安曇野市燕岳:107ミリ、白馬:104ミリなどとなっています。
[雨量の予想]
18日朝6時までの24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 大北地域 :110ミリ
長野地域、中野飯山地域: 90ミリ
中部 乗鞍上高地地域 :160ミリ
松本地域、諏訪地域 :110ミリ
上田地域、佐久地域 : 90ミリ
南部 木曽地域 :200ミリ
上伊那地域、下伊那地域:160ミリの見込みです。
雨量は、その後19日にかけて、広い範囲で多くなる見込みです。
[特記事項]
大北地域、松本地域、諏訪地域、乗鞍上高地地域、上伊那地域、木曽地域
には、今後17日夜までに、大雨・洪水警報を発表する可能性があります。

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