2008/5/29

オカネとウソの論理学  

・「オカネとウソの論理学 嘘とお金のさじかげんがわかる、法律と会計の本」
著者:柳澤賢仁
出版:ライブリー・パブリッシング
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「嘘とお金についてのメンタルブロック」からの解放を目的とした作品。
「お金」と「嘘」に関する一般的な議論から、それらを扱う「ルール」である「会計」や「法律」に論を進め、その在り様を明らかにする中で、メンタルブロックを解く・・・というのが流れになる。

最終的には
「現代社会において、こと利益に関する主義で言えば、功利主義が一番嘘のない主義だろうと思います」
と主張。
「嘘」については、
「人の権利を侵害するような嘘は、当然いけない。
そして、自分をだます嘘もまた、よくない。」
「お金」については、
「お金は、人を我慢から開放し、人が自由や権利を手に入れる道具となることがある。」
として、
「人の権利を侵害しない限り、お金儲けの自由は最大限』尊重されている。」
と結論付けている。

「身も蓋もない」と言えばその通りなんだけど、「まあそんなもんなのかもね」とも思う。
「お金儲け」のことばっかり言ってる人間はあまり好きになれないが、「清貧」を金科玉条の如く掲げ、強要する人には胡散臭さを感じるからね、確かに。
作者が言っているのは、「自由」を求めていこうと言うこと。
「現状に我慢しながら自分に嘘をついて生きていく我慢人」ではなく、
「現状に我慢することをせず自分に素直に自由を求めていく自由人」
を目指すことを主張している。
「なるほどね」って感じだ。

「功利主義」を最善としたり、「お金儲け」を肯定したり、ちょっと一般的な常識とはズレる主張をしているようだが、読んでみると納得感のある内容になっている。
前半の「お金」や「嘘」「法律」「会計」の「そもそも」を論じるあたりは、「ちょっと概念的過ぎて」って感もあるが、全体としては興味深く読めたと思う。

だからって、「お金儲け」に邁進する気分じゃないけどネェ。
そういう意味では僕の「メンタルブロック」はまだ解けてないのかも(笑)。
でもそのことにも「何か」があるような気もするんだけど・・・それって単なる「錯覚」かね?



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