2008/2/22

禁じられた数字<上・下>  

・「食い逃げされてもバイトは雇うな」禁じられた数字<上>
・「『食い逃げされてもバイトは雇うな』なんて大間違い」禁じられた数字<下>
著者:山田真哉
出版:光文社新書
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で大ヒットを飛ばした作者の新作。
上巻が出たとき、
「すぐ読めちゃうから『下巻』が出てから一気に読もう」
と思って、買わずにいたのだが、一年近く待たされるとは思わなかったナァ。
ま、一気に読んじゃったけど(笑)。

上巻では「数字の使い方」に始まり、「会計における数字の使い方(金額重視主義)」について説明をしている。ここら辺は前作の「さおだけ屋〜」に重なる部分が多いかな。
下巻は「使ってはいけない数字」について説明した後、「会計信仰」「会計至上主義」に警鐘を鳴らすために、「計画信仰」と「効率化の失敗」について、「小説仕立て」で解説を行った上で、「ビジネスにおいては『会計』『非会計』どちらかに偏るのではなく、複数視点を持つことが重要(これは「生活」においても同様)」との結論を提示している。
上巻は1時間、下巻は1時間半で読めるように書いたと作者が言っている通り、簡単に読める作りになっている。(どちらかと言うと、「下巻」の法が面白い。実は独立して読めるようになってるので、コッチだけ読んでもいいと思うヨ)

まあ「さおだけ屋〜」同様、目新しい視点を得るという内容ではない。
ただこういうのは「知識と知ってる」だけでは意味がなく、「日常・現場で活用する」ということが重要なので、そういう意識付けをするという意味では、「手軽さ」も含めて役に立つ本じゃないかと思う。

「計画信仰」のとこの、
「失敗はイヤなので、リスクを果敢にとるような計画は作れない」
「予算計画では声が大きい部署に多くのお金が配分される」
「どの部署も削減されたときに備えて、予算を多めに申請しようとする」
等々
他人事とは思えんよ(笑)。

結論なんかも「当たり前っちゃぁ、当たり前」だけど、実行するのは極めて難しいからね。
見かけの「軽さ」ほどは「軽くない」というのが印象。

ま、「座右の書」にするようなモンじゃないけど(笑)。



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