2005/12/22

ピアノの森 11  コミック

著者:一色まこと
出版:講談社
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音楽を題材にした漫画は結構あるが、割と「音楽」そのものよりも、バンドやそれらを巡る人間模様を描いたものが多い。まあ「音楽」を絵に描くことはできないから、仕方がないと言えば仕方がないんだけど、それでも漫画の中で「音楽」をどう表現するか、そこに拘りがあるほうが作品としての水準は高くなるように思う。

あまり現在の漫画事情には詳しくないので、今「音楽」を扱った漫画にどういうのがあるのか良く知らないんだけど、本道である「ロック」を扱った作品としては、やっぱり「BECK」がいいんじゃないかな?(ちょっと思うところあって、最近読んでいないのだが)
クラシックを扱ったものとしては、何故か大ヒットしてしまった「のだめカンタービレ」と、この「ピアノの森」がいい。
実は僕は基本的にクラシックは聴かないのだが(笑)、この二作は十分に僕にクラシックを「読ませて」くれるのだ。

この11巻は、前半(5,6巻くらいかな?)にあった一つの見せ場を受けて、感動的な「再会」を描いている。展開は見え見えなのに、鳥肌立っちゃいましたよ、僕は(笑)。
このシーンのためだけでも連載を再開した価値はあると思う。(「モーニング」で連載しているようだから、今度は雑誌が休刊するようなことはないだろう)

これからは表舞台に出て行くカイ(主人公)の姿がメインストーリーになるんだろうな。ちょっと「森の端」の設定はちょっと作り物めいている感じがしていたので(イメージ的には「あしたのジョー」のドヤ街みたいな感じだからなぁ)、今後の展開の方がズッと楽しめるのではないかと期待している。

まあ作者が怠け心を出して、「休載」という危険性もあるんだけど、サ。



2005/12/24  21:01

投稿者:鈴麻呂さん

若干古臭い感じもするのですが(笑)、その分、物語に「力」があると思います。
是非、ご一読を!

2005/12/23  22:34

投稿者:Naruさん

のだめカンタービレは読んでいるのですが、こちらは知りませんでした。書評などでみるとかなり評価が高いようですね。読むべき本リストに入れたいと思います。

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