2006/12/13

男の品格  

・「男の品格 気高く、そして潔く」
著者:川北義則
出版:PHP研究所
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この手の本を読むのにはチョットした逡巡がある。
「『品格のある男』とは、こういう本を読まない『男』」
という切り返しは、まあ「お約束」だしね。
ましてや本書は題名からして、ベストセラーになった「国家の品格」の便乗なのがミエミエで、二重の意味で敬遠しがちな本だと思う。
にも係わらず、何故購入したかというと、ビジネス雑誌に「ベストセラー」として紹介されていたから。これだけネガティブなイメージがあるのにベストセラーになるのは、内容的に「読むべきところがある」のではないかと思ったわけだ。

で、週末に読んだんだが、
「大した中身はない」
と言うのが正直な感想(笑)。

論の中心にあるのは「『遊び心』が肝要」と言う主張だが、改めて一冊本を記してまで主張すべきことかどうか。背後に「男尊女卑」的思考が見え隠れするのは「人それぞれ」としても、そこんところが「言い訳」がましく読めてしまうのは、ご都合主義で、思索の深まりが足りないからと思わざるを得ない。
最近の出来事や本、新聞記事、著名人の発言などから例を引いて話を展開するのは、「具体的で分かりやすい」と言えば言えるんだが、「薄っぺらに見える」と言うイメージの方が僕には強かったね。

「こういう本が売れると言うのは如何なものか?」
と思いはするんだが、その売り上げに僕が貢献しているのも、また事実。案外そういう層が多いのかなぁ。
(装丁はナカナカいいと思う。それが貢献してると言うのもあるんだろうね)



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