2006/10/28

シャーロック・ホームズの生還  

著者:アーサー・コナン・ドイル 訳:日暮雅通
出版:光文社文庫
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「ライヘンバッハの滝」で死んだはずのシャーロック・ホームズの帰還。まあ「誤診」で片付けられた沖田十三ほどではないにせよ、無理のある復活ではある。
ただ昔読んだときはかなりアキレタ覚えがあるのだが、今回読んでみたらそれほどでもなかった。無理はあるけど、許容できないほどではないかな、と。
どうも沖田十三が僕の懐を広くしてくれたようだ(笑)。

ホームズの復活は「金のため」と言うのが定説だが、その俗な動機のワリには作品としての質は落ちていないのは評価できる(やはりホームズは短編に限る)。有名な「踊る人形」も本作品集に含まれているしね。
(ただコレが「あらゆる形式の暗号記号にかなり精通して」いるホームズにとって驚くべきものであったと言うのはチョット信じられんが。暗号としてはかなり「基本的」なモンだろう)

まあキッカケは何であれ、ホームズの復活は、当時の読者にとっても、後世の我々にとっても喜ぶべきことと言えるのだろう。



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