2006/10/12

世界の日本人ジョーク集  

著者:早坂隆
出版:中公新書ラクレ
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単純に「日本人に関するジョーク」が集められただけの本かと思っていたら、それぞれのジョークの解説や背景などの説明文も多く、その内容がかなり多岐に亘ってるので、ちょっと感心させられた。一定の見識が作者には見受けらるね。

まあでも「ジョーク」を集めた本であるのは間違いなく、クダクダ感想を述べるモンでもないだろう。ただこういう「ジョーク」、世界では一般的かもしれんが、日本人には違和感あるんじゃないかね。少なくとも僕にはある。

日本人は脂肪分をイギリス人、アメリカ人よりも食べない。日本人はイギリス人、アメリカ人よりも心臓発作を起こす割合がずっと低い。
フランス人は脂肪分をイギリス人、アメリカ人よりも食べる。しかしフランス人はイギリス人、アメリカ人よりも心臓発作を起こす割合がずっと低い。
日本人はワインをイギリス人、アメリカ人よりも飲まない。日本人はイギリス人、アメリカ人よりも心臓発作を起こす割合がずっと低い。
イタリア人はワインをイギリス人、アメリカ人よりも多く飲む。しかし、イタリア人はイギリス人、アメリカ人よりも心臓発作を起こす割合がずっと低い。
<結論>英語は心臓に悪い。


って、こんなの日常会話の中じゃ話さんだろう。
「ちょっと面白い話があるんだ」
なんて前フリで、こんな話を長々されたらひいちゃうと思うんだが。(僕だけ?)
「日本人はユーモアを解さない」と言うのが世界の共通認識らしいけど、想定しているジョーク・ユーモアの質が違うっちゅうのがホントのトコじゃないかネ。
長くて分かりにくいジョークは「アメリカンジョーク」ってことで、ちょいとバカにされる傾向にあるし、日本じゃ。

じゃ、最後に適当に拾ったのをもう一つご紹介。

アメリカに駐在することになった日本のビジネスマンがいた。彼の新たな仕事先は全米でも有数の勢いを誇る新興企業で、社員を猛烈に働かせることでも有名だった。彼の新しい上司は言った。
「明日から週6日、1日に12時間ずつ働いてもらいたい。それいいかな?」
それを聞いた日本人は、驚いて答えた。
「ちょっと待ってください。私ははるばる日本から来たんですよ。それなのにそんなパートタイムの仕事を任せるなんてあんまりです」


この日本人の反応が笑えないようなら、自分の人生、ちょっと考え直したほうがよさそうだ。




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