2006/8/19

「ワルノリ」にならないところが「三谷幸喜」  映画

息子がいるとナカナカ家でDVDも観れないんで(寝てからこっそり観ようと思っても、確実に起きてくるからネェ)、「今のうち」ということで気になっていた作品を。
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「The有頂天ホテル」

僕は三谷幸喜の作品は結構好きなんだけど、オールスターキャストで作り上げた本作もかなり楽しめる内容になっている。日本映画の場合、こういうオールスター作品だと役者の使い方に気を使う余り、結局中途半端になっちゃうケースが少なくないと思うが、本作はそういう点でも上手くやっている。
「グランドホテル」形式というのが正解だね。各役者の出番が少なくても、「特別出演」「友情出演」っぽくならないから。(津川雅彦がチョットそれっぽい感じかな)

敢えて言うなら2点。
主人公の副支配人(役所広司)と元妻(原田美枝子)のドタバタは何となく痛々しい。この二人の役者の「持ち味」がちょっと合わないのかナァ。役所広司は他のエピソードではバッチリ狂言回しにはまってるんだけどネ。(原田美枝子の現在の夫役・角野卓造は笑える。ベタだけど、僕はこういうの大好き。笑)

もう一点は「YOU」。
彼女の役柄は「歌が大好きだけど自己主張が苦手で、ハッキリしない性格。ドラマの中では流れに振り回されるんだけど、最後に自己主張し、弾けて大喝采を浴びる」という、まあ最後をさらっていく「おいしい」役。
この設定はかなりいいし、YOUを選んだ理由も分からなくはないんだけど、結果的には(ミスキャストとまでは言わないけど)他の配役ほどにははまってないと思う。
結局YOUの場合、地のキャラクターが出過ぎるんだよね。だから「自己主張が苦手」なキャラで、それを上手く演じてはいるんだけど、違和感が残ってしまう。「不思議キャラ」や「身勝手キャラ」(でも何となく許せる)ならはまると思うのだが。
あと「歌」。
味はあるけど、上手くはないだろう、これは(笑)。ノリとしては、ここは「無茶苦茶上手い」じゃないと不味いんじゃないかなぁ。

まあでも楽しめる作品だから、一見の価値はアル。
あ、あと「ベタ」という意味では「唐沢寿明」と「伊東四朗」。
大好きです、こういうの(笑)。



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