2006/7/22

緋色の研究  

著者:アーサー・コナン・ドイル、日暮雅通・訳
出版:光文社文庫
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シャーロック・ホームズの記念すべき初登場作。
長編なんだが、ホームズの長編のパターンとして、2部構成になっていて、1部が事件の経過、2部がその背景となる(歴史冒険小説風の)ドラマとなっている。
でもこの「2部」が苦痛なんだよね(笑)。論理と科学を主とするホームズのドラマはあまり風化していないのだが(とは言え、印象ほど「科学的」でも「論理的」でもないんだが)、「歴史冒険小説」の方はスッカリ古臭くなっちゃってるんだよ。
まああまり厚い作品ではない(文庫で200ページ余り)ので、何とか読み通したがね。(本作の発表は1879年。この時代にはアメリカ合衆国は「後進国」だったのが良くわかる。「2部」はその「野蛮な国・アメリカ」が舞台だから。でもここで描かれてる「モルモン教」ってどの程度史実に基づいているんかね?「一夫多妻制」やら「復讐の天使たち」やら・・・。「モルモン教」っちゅうと、お恥ずかしながら、「ケント・デリカット」のイメージしかないモンで)

ところで本書の題名の由来は、
「人生という無色の糸の束には、殺人という緋色の糸が一本混じっ
ている。」
というホームズの台詞から出ている。スッカリ忘れてたけど。



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