2010/8/21

読書録「iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」  

・iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう
著者:梅田望夫
出版:産經新聞出版(iPhoneアプリ)

「ウェブ進化論」の作者の最新刊。
サバティカル(長期休暇)に入ってから、スッカリ「将棋のヒト」って感じになってたけどw、久しぶりにウェブがらみのコトを論じている。
電子書籍で出版するってのは、作者のスタンスからいえば、「当然」だろう。

iPadの発売を契機に…と言うコトなんだけど、半分は産經新聞に連載された記事をまとめたもの。
個々のコメントは興味深いんだけど、中途半端でもあるね。
例えばオバマ政権の情報公開の話なんかは、支持率が苦しい今、どう言う状況なのかコメントして欲しい。
ソフト開発者の中島聡氏との往復書簡は最新で深い所に突っ込んでいる感がある(深過ぎて、僕にはついていけない所も少なからずあるけどw)。
続きをウェブで公開するってのも面白い取り組み。
とは言え、それは「作品としては完結してない」ってことも意味するからね。
そう言う意味じゃ、現時点での評価は微妙ですわな。

本書で一番面白かったのは、ジョブズがiPadで狙ってるのが、「PC時代の終焉」だと言うこと。
要は新しいPCの形を打ち出したってコトなんだけど、日常iPadを使ってる(この文章もiPadで書いてる)僕は結構頷けるね。
一方で現在のiPadはまだPCを使ってiTunesと同期するコトをベースにしている。
となると、この延長線上にあるのは、iTunesクラウド化…なんだろうねぇ。

(グーグルとアップルの対比を、「大都会に住みますか、ディズニーランドに住みますか」ってまとめたのも、「なるほど」って感じ。こういうイメージでの掴み方は、「さすが梅田望夫」ですな)

まあしばらくは往復書簡を追っかけてみようかな。
そんな気にさせる刺激は確かにありました。




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