2010/4/30

読書録「ハカる考動学」  

・ハカる考動学 ビジネスの今と未来を「測る」・「量る」・「計る」
著者:三谷宏治
出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン

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「事実」をベースに考え、計画を立て、実行する。

ビジネスだけじゃないだろうけど、何かを「やろう」とするとき、このスタンスは極めて重要だ。
もちろん、「何が『事実』なのか?」というのもある。

人にはそれぞれの立場や考え方・思想があり、その視点から見たとき、同じ局面でも、見る人によって違う「事実」として認識される。

こんなことはよくある話だし、それこそ「事実」だろう(笑)。
しかしその時、
「人によって『事実』ってのは違うんだよねぇ」
で終わっちゃったら、物事は先には進まない。
私事ならそれでいい時もあるだろうけど、少なくともビジネスにおいては、そこで立ち止まっては何の意味もない。

その時、「人によっては・・・」ってところを留保に入れながらも、何らかの土壌となり打つ「事実」を作り上げるために必要なのが、「ハカる」ことだ。

直面する事象を「数量化」したり、試作品を作ったり、試行してみたりして、「具体化」することで、複数の人間が評価しうる「事実」を作り上げる。

本書で語られていることは、つまりはそういうことなんだと思う。

別に「ゆとり教育」のせいだとは思わないけど(僕が知っている後輩は、結構な進学校出身者で、彼らは「ゆとり教育」ドップリではないだろう)、確かにこういう「基礎」の部分の把握ができない若者が増えてきたなぁとは思う。
彼らの「報告」や「相談」を聞いてると、そのベースとなる「事実」の把握力が低いんで、その話から判断することができない(してみたら間違った判断をしてしまう)ケースが少なからずあるんだよな。

実際のビジネスのおいては、「ハカる」だけではなく、そこをベースに「考え」「行動する」ことが重要で、そこにこそ「困難」があるんだろうけど、まずはその入口に立たないとね。

その「入口」に立つための「考え方」「スタンス」を学ぶ上において、本書は有効だと思うよ。



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