2010/2/23

「自分をデフレ化しない方法」  

・自分をデフレ化しない方法
著者:勝間和代
出版:文春新書

クリックすると元のサイズで表示します

勝間氏の「デフレ対策」本の一冊。
「チェンジメーカー」が中・長期スパンで見た日本の改造計画を論じているのに対し、本書は「ボウリングの一ピン」と言う、喫緊の課題「デフレ対策」について論じている。

まあ作品としてはどうかなぁ。
同時期に出版された「日本経済復活 一番かんたんな方法」、パートナーの上念氏の「デフレと円高の何が『悪』か」なんかに比べると、非常に読みやすくて、分りやすい内容になっている。
「デフレに勝つ16のサバイバル術」なんて章もあって、「個人」としての「デフレ対策」を論じるあたり、かつての「年収10倍」シリーズを想起させるところもあって、「勝間らしさ」って言うのは出てるかも。

ただその分、散漫な印象にもなってると思うんだよね。
最初に読むならココから入るのも悪くないと思うけど、前二作を読んでたら、敢えてコチラに手を出さなくても、と言うのが僕の感想です。(個人のサバイバル策は、一連の勝間本でほぼカバーできてると思うし))
勿論、日銀を動かす「メディア戦略」として、「弾を撃っておく」・・・そういう意味はあると思うけどね。

加えて、この表紙は如何なモンでしょう?(笑)。
「断る力」は確かにインパクトあったけど、それだけに似たようなスタイルで来られると、ちょっと「う〜ん・・・」って気分になる。(「帯」だった「日本経済復活〜」はともかく、「チェンジメーカー」もこのスタイルだったし)
内容的につながりがあればまだしも、自己啓発的な「断る力」に対して、コッチは社会提言が主な内容だからね。
それとも今後「文春新書」で出す場合は、このスタイルで行く?
5作くらい続いたら、それはそれで面白くなるかもしんないけどさ(笑)。

まあ、「キャラクターを強く押し出す」って方針なんだろうし、それが一定のインパクトと成果を挙げてきたのも分るんだけど、そろそろ違う手を見せてもらいたいな・・・これが僕の意見。
内容には関係ないんだけどね(笑)。




コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ