2009/12/1

「大人げない大人になれ!」  

・大人げない大人になれ!
著者:成毛眞
出版:ダイヤモンド社

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読み終わると、何だか少しだけ「自由」になった気がした。
読んでる最中にはそんなコトを感じたりしてなかったので、コレはちょっと不思議な感じだったな。
その「自由」を感じながら、今は少し視野が広がったような、いい気分になっている。

「あまのじゃく」を自任する作者の作品だけに、内容としてはビジネス書なんかの常套句を否定するような、刺激的なことがいくつも書かれている。(だいたい作者は「ビジネス書なんか読まない」って言ってるんだけどね)
例えば、3章の「やりたいようにやればいい」には、こんな見出しが並んでいる。

・我慢なんかしなくていい
・目標を持ってはいけない
・あるがままでいることが個性
・人は子供のままでいるひとに憧れる
・おじさんの言うことは9割が間違い
・失敗しないためのただ一つの方法
・期限ぎりぎり体質は悪くない
・寄り道をしてゴミ探し
・空気を読んで空気のようなひとになる
・自分を変えるなんて無理

読んでみると、それぞれ頷けるんだけどね。
ただ、若い後輩には薦め辛いなぁ・・・と言う僕はスッカリ保守的なオトナ(笑)。
そして読んだ僕自身と言えば、

「そっか。やりたいようにやりゃあいいんだよな、確かに」

なんて自由な気分になってんだから、本書には人を打つ何がしかの「真理」があるんだと思う。
だから多少の危惧を感じながらも、若い人には言うべきなんだろう。
「ぜひ、この本を読みなさい」
と。
(もっとも本書のアドバイスは、結構高等技術に支えられているってことも認識しておいた方がいい・・・ってのはやっぱりオッチャンのイランお節介か(笑))

それと巻末のおススメ本。
これも面白そう。(さっそくいくつかアマゾンで購入した)


以下、いくつか抜き書き。

<平日は会社と自宅を往復するだけ、休日も自宅にこもって何もしないのでは、何かが起こることを期待しても無理な話である。そして、あなたを夢中にしてくれる何かが見つかるはずもない。>(P.71)

<私は、若い人たちがする事や、そのやり方にはいちいち異論を挟まないタイプの人間だが、一つだけやめてほしいことがある。それが「目標を持つこと」である。目標を設定することは無意味であるどころか、自らの可能性を捨ててしまうことに等しい。目標に縛られた人生は物悲しいのだ。>(P.108)

<あなたがいくつかのアイデアの中から1つを選ぶ必要があるとする。そのときは、浮かんだアイデアの中で最も多くの人を怒らせるようなものを選ぶべきである。起こる人が多ければ多いほど、その怒りが大きければ大きいほどいいだろう。>(P.146)

<もしあなたが、この仕事はつまらないなと感じてしまったら、それは仕事が単調だからではなく、自分がつまらなくしているのである。どんな仕事でも、自分なりの工夫を加えれば楽しい遊びにすることができるはずだ。まずはその仕掛けをつくることを考えてみるのがいい。>(P.152)

<言うまでもなく、人生は1回きりだ。
そして、その人生は楽しむが勝ちである。仕事も人生もナメてなんぼ。いかに面白い人生を送るかを常に考えなければならない。>(P.206)

まあしかし、こういう人を上司に持つと、それはそれで大変だろうな・・・ってのも、感想のひとつではありました(笑)。



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