2006/2/19

娘に語るお父さんの歴史  

著者:重松清
出版:ちくまプリマー新書
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今日は家族でイクスペアリに行ってきた。
特段何か用事があるわけではないのだが、最近行ってなかったので、ちょっとした気分転換でドライブがてら出かけることにしたのだ。

ヴァレンタインデーを過ぎていたので、ディズニーリゾートの人出もそれほどではなく、イクスペアリの駐車場にも難なく止めることができた。若干気温は低めだったが、時折日差しが差したりして、思っているよりは過ごしやすい日和だ。
「思ったほどではない」とは言え、そこはディズニーリゾートの一角の商業施設、それなりではある。場所柄、家族連れが多いのは当然だろう。
「平均年齢を計算したら、僕よりズッと低いんだろうなぁ」
などと思いながら、ブラつく。
確か「東京ディズニーランド」が出来てから20年以上が経つ。大学生の僕にとっては「目新しいデートスポット」であったが、ここに集っている大半の人にとっては、「当たり前にあるもの」なんだろう。
息子にとっては尚更だ。(10年もしたらなくなってたりして。笑)
歳を取った訳だ。

本書を見たとき、
「う〜ん、遂にこういう本が出てしまうのか」
と感慨深かった。
本書の主人公は「昭和38年生まれ」、まあ同世代だ。
その主人公が娘のために自分が生まれ育った時代のことを語る…こりゃ、やっぱり感慨深いだろう(笑)。
(少し前に観た「ALWAYS」は昭和33年が舞台だから、「少し上の世代」と思えたが、こっちはそうはいかない)

内容は「小説仕立て」ではあるが、新書らしく、昭和30年代から40年代の世相を偏らずにまとめてある。僕個人の経験と比較すれば、重なるところもあれば、違うところもあるという、まあこんなものだろう。(個人史としては、中学以降、男子校に入り、寮生活をしたことで、同世代の「最大公約数」からは少しズレた感があるのだが、ここでは小学生時代がメインなので、違和感はさほどない)
僕の自転車にも、「速度計」と「風速計」が付いてたしね(笑)。

ただ結論はどうかなぁ。少し「綺麗事」過ぎないか?
あ、でも「娘に語る」だからなぁ。やっぱりこれくらいポジティブな方がいいのか?
まあ先制攻撃しまくる「ウルトラマン」より、ヤッパリ専守防衛の「ウルトラマン」の方がしっくり来るしね。
僕が「息子に語る」としたら、こんな歯が浮くような展開は勘弁して欲しいが、「娘」なら別かも知れん(想像だが)。
良しとしますか(笑)。

(僕が「重松清」の著作を読むのはコレが初めて。かなり幅広い活躍をしている作家だと言うのは知っていたが、これ以上間口を広げるのもどうかなと思って、避けてきたのだ。
しかしこの本じゃ実力は分からんなぁ。読みやすい文章だったから、達者な小説家だとは感じるんだが。
やっぱ、何か読んでみるかな…)



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