2005/10/22

蝉しぐれ  映画

昨日、出張先の福岡で「蝉しぐれ」を観た。午後6時過ぎの回で、20人くらいの入り。平均年齢は40代オーヴァーで、まあ健闘しているんじゃないかな。

藤澤周平の原作は物凄く好きで(多分、藤澤周平作品ではもっとも気に入っている)、それだけに「なかなか評価はできないだろうなぁ」と思っていたのだが、最初からバーを低くした分、思っている以上に楽しめたんじゃないかと思う。
勿論、文句はある。特に「ふかわりょう」と「今田耕司」はねぇ…。起用の意図は何となく分かるのだが、もう少し手堅い役者を使っても良かったんじゃないか、と。演出全般についても、もう少し抑えた感じのほうが個人的には好みだ。

それでも例えば風景の素晴しさは作品世界を深めていたと思うし、ハイライトである前半の「坂」のシーンと、エピローグの部分にはグッと来た。暴論を承知で言えば、それだけで十分かとも(笑)。
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