2016/3/17
2007年10月16日 第1回「住まいの安心、安全」から発信して今回で100回になります。7年5ヶ月で100回を迎えることが出来ました。
出発の時は、自分の勉強のためと思い始めました。 途中休んだ時もありましたが何とか100回を迎えることが出来ました。
仏教新発見 9号が2月28日に届きました。
わたしと仏教 第9回は稲盛和夫京セラ名誉会長が掲載されていましたので、会社の全体会議に複写して社員全員に渡し朗読し説明しました。
一部を紹介します。
「心のもち方ひとつで人生は幸福にも不幸にもなる」心のありさまで人生は変わる 私は13歳の時、結核にかかりましたが、そのときたまたま読んだ谷口雅春著(生命の実相)に「すべてはあなたの心の投影です」とありました。私は病気を呼びこむ何かが私の心の中にあったのだろうと悩んだものです。大学卒業後、京都の会社に入った後、実際に心のあり方を変えることによって人生が大きく変わることを自ら経験しました。このように心の持ち方一つで人生は幸福にも不幸にもなると実感しましたので、これを皆に教えてあげたいと思うようになりました。
私は「盛和塾」という、全国の中小企業の経営者が参加している経営塾をやっています。若手経営者たちに懇願されて始めたものですが、盛和塾に入っている経営者は4200人、会社の売り上げは推定で21兆円、従業員はパート、アルバイトを含めると約100万人になります。社会に非常に大きな影響を及ぼす規模になっていますが、その方々からよく相談を受けます。たとえば不渡り手形を掴まされたなど、いろいろな悩みですが、ほぼすべてがその人の心が発端となっています。ですから私はこう言います。「あなたは欺されたと言っているが、あなたの心が招いていませんか。あなたに卑しい心があるから寄って来るのではないですか。利用されまいと打算で動くから、自分も傷つくのです」と。皆さん納得されます。
「利他、人さまを思いやる心」もともと私は小さなころから仏教に親しんでおりました。
両親が大変熱心な浄土真宗の信者で、我々子供も、朝と夜、お仏壇に手を合わせ、「なんまんなんまん、ありがとう」と唱えるのが習慣になっていました。大学卒業後、
セラミックスの開発に携わっていた27歳の時、京セラを作っていただきましたがその時家屋敷を全部担保に入れて、運転資金を出していただいた西枝一江さんという方が、円福寺で総代をしておりました。
西枝さんは私の情熱と人間性を信頼して、純粋に人助けということで、お金を出してくれたのです。そんな西枝さんとの関係から、円福寺の御老師・西片擔雪さんと親しくなり、時折円福寺に行き、話をするなかで、仏教にのめり込んでいったのです。
仏陀は悟りを開くため六波羅蜜(ろくはらみつ)という実践徳目を説いていますが、
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・知慧のなかで、即ち、利他、人さまを思いやる心、この一点だけで、あらゆる問題が解決するような気がします。
これからも200回に向けて頑張ります。よろしくお願いします。

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