仕事・自治会等いろいろありまして、コラムを長く休みましたこと、お詫び申し上げます。
今年の1月に新聞に掲載されていました、稲盛和夫会長の「成功の要諦」を直ぐに本屋さんに行き買ってきました。昨年の夏休みには、稲盛さんの「成功と失敗の法則」を読みました。以前にも5冊ぐらい読んでいます、今はすっかり稲盛信者になっています。
「成功の要諦」は3回読み直しました。本の中は赤い線でいっぱいです。素晴らし本です。
稲盛さんも82歳をお迎えになったとのことです。この本は稲盛さんが第二次世界大戦の真っ只中生まれ、今日に到るまでの事が書かれています。
すべてが会社経営、人生生きてゆくための勉強になる本ですが、一部を紹介したいと思います。
・素晴らしい人生をいきるための絶対条件
困難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすらに前向きに明るく努力を続けてゆく。これから将来、良いことが起こるためにこの苦難があるのだと耐え、与えられた困難に感謝する。
良いことが起きれば、驕らず、偉ぶらず、謙虚さを失わず、自分がこんな良い機会に恵まれていいのだろうか、自分にはもったいないことだと感謝する。
・因果応報
善行を積めば、よいことが報いる。悪行を重ねれば、悪い報いがある。
いかに「善きこと」に努めるのかということが大切とのことです。「善きこと」を実践するには、お釈迦様が説かれた「六波羅蜜」(ろくはらみつ)が、まさにそのための方法を示しているとのことです。つまり、お釈迦様が、魂を磨き、心を高め、悟りの境地に調達するための修行として説いていておられることが、良きことに努めることと同じとのことです。
六波羅蜜の一番目は「布施」(ふせ)です。自分が今あることに感謝し、他に善かれかしと願い、人様に何かをしてあげることです。思いやりの心、優しい心を持って、世のために尽くすことのです。
二番目は「持戒」(じかい)です。人間としてしてはならないことを定めた戒めをひたすら守っていくことです。言い換えれば、人間として何が正しいのかと問い、その正しいことを貫き、してはならないことはしないということです。
三番目は「精進」(しょうじん)です。人は生きていくために働かなければなりません。働くということは厳然たる人生の鉄則であり、お釈迦様は「ただ一生懸命に、誰にも負けない努力で働きなさい」とおっしゃっています。
四番目は「忍辱」(にんにく)です。苦しいこと、つらいことを耐え忍びなさいという事です。人生は波乱万丈、今は幸せそうに思えても、いつ何時、苦難が押し寄せてくるかわかりません。その厳しい試練を耐え忍んでいくことが大切です。
五番目は「禅定」(ぜんじょう)です。心静かにすることです。荒々しい心のままでは、心を高めることはできません。多忙な毎日を送る中でも、心を鎮めることに努めなさいとお釈迦様は説いておられます。
六番目は「智慧」(ちえ)です。今お話ししてきたような五つのことに、日々懸命に努めていくことで、悟りの境地、つまり偉大な仏の知恵に至ることができると言われます。
最近では、東洋ゴム工業が国の基準を満たさない免震ゴムを製造していた問題になっています。
まさに因果応報を行っていればと思います。 私もこれからは魂を磨き心が少しでも美しくなります様頑張ります。

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