2008/4/28

大分バスへの要望行動の感想  活動記録

4月22日の大分バスへの要望行動に際し、意見や資料の提供や様々なご支援頂き、感謝いたします。
参加者は、自立支援センター1人(福田)、夢ひこうせん1人(後藤)、障大協3人(森,三宮,大林)、それに別府市在住の倉富、議員2人でした。


☆彡★
 交渉は、やはり予想通り、会社の財政再建やバス停の整備など多少言い逃れはありましたが、今年9月に定時定路線で運行するということでした。
 私個人としては、後半年足らずで車椅子利用者も乗れるバスになるのか、疑問を感じたのですが、参加された皆さんは率直どう感じたのでしょうか? (障大協・森君代)

☆彡★
 私たち参加者からは、@新交通バリアフリー法の概要と基本方針と公共交通事業者がしなければならないことを再確認ました。
 それは、ノンステップバスの導入が法律で義務づけられたこと、事業者に対する公的な支援策があるということを確認しました。
 九州各県の進捗状況と大分の比較から、各県ともバス事業の経営条件は同じはずで、そのなかでも大分がなぜこれだけ遅れているのかをお聞きしました。
 A相次ぐ、乗客を巻き込み事故などを起こしている大分バスは、どれだけ公共交通機関としての使命を自覚して、路線バスを運行しているのかを問質しました。安全運行対策としての職員とモニターによる運転チックの実績などを聞きました。
B倉富さんから出された下記のデータを紹介しながら、倉富さんに発言(代読)していただきました。(障大協・大林)


【大分県内の低床バスの台数】

 大分バス     40台(ワンステ・スロープ付き)
             1台(ノンステップバス)
             4台(NSB・BFではない車両)
 大分交通    16台(ワンステ・スロープ付き)
            1台(ノンステップバス)
            1台(NSB・BFではない車両)
 亀の井バス    7台(ワンステ・スロープ付き)
            3台(リフト付きバス)
                 (2008年3月末現在)

これ以外にも「交通バリアフリー法」施行以前に導入された低床バス(ワンステ・スロープ板ナシ)が20数台あります。

 導入率    約9%(全国平均の1/4ぐらい)
         注:交通BF対応車両のみ。
 ノンステップバスの導入率
          2台で0.3%で全国平均の1/65です。
         全国平均は昨年末で20%ぐらいになって
         います!。


☆彡★
大分バスさんは9月以降からの運行計画が社内にあるためか、他の都道府県との格差を気にしてもいないようでしたね。
 耳に挟んだ話ですが、運行計画は県との間でも話が進んでいるのだとか・・・
 倉富さんが示された資料と意見を述べられた時も「それは県の方に・・・」のような感じでしたし。
 多くの障がい者施設があり、国際車いすマラソンをはじめとする多種多様なイベント、何より今年開催される大分国体、身障国体。別府・大分を中心とした「福祉のち・大分県」をアピールする絶好のチャンスでもあるというのに、この意識の低さは何なのでしょうね。
 聞いた話ですが、別府は坂が多く低床バスだと車両の底面をこすってしまうので運行が難しいのだとか・・・長崎では2006年に独自の仕様を採用して同じ問題をクリアしてるんですが・・・
 そういった部分の話も含め、もっと革新的というかパイオニア的な県であって欲しいと願うばかりですが、無駄なのでしょうか。
 ノンステップバスについても「あれは構造上意外と乗りにくいものなんですよ」なんて言われてましたが、その言葉が出るまでにどれほどの障がい者を乗せたのでしょう?
 http://www.new-wing.co.jp/bus/sightseeing/univ.html
都市部では↑のようなものもあるようですし。やはり、行き着くのは各事業者の意識と言うことなのでしょうか・・・ (自立支援センターおおいた・福田)

 
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2008/5/11  3:13

投稿者:谷口礼史

なお、ノンステップバスにするかワンステップバスにするかは、バス会社さんの投資可能な金額が同じ額とすると、悩ましい問題が発生します。つまり、ノンステップバスだと自己負担が生じる分、ノンステップバスを多く導入すると、その分、新車を入れることができる台数が減ってしまいします。新車は通常はワンステップスロープ付き車ですので、まだまだ車いす対応車両が少ない中ですと、より多くの路線や便を車いす対応にするためには、ワンステップバスでも良いからむしろ車両更新のスピードを上げた方が良い場合もあると思います。(他方、ノンステップバスですと車いすでの乗降がスピーディーな分、同じバスに乗っている他の利用者や後続の車に対する影響が小さくなるメリットもあります。)このあたりのバランスが難しいところですが、車いす利用者の皆さんはどういう意見をお持ちでしょうか?

2008/5/11  3:05

投稿者:谷口礼史

交通のバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化を進めていくためには、以下のようなことを踏まえると、交通事業者の意識も勿論大切ですが、@多数いる関係者相互間の情報のギャップや意識のギャップを埋める、A関係者が個別に取り組むのではなく、連携して改善に取り組む仕組みを作る、B必要な資金を各当事者で確保する、C直接的・間接的に影響を受ける関係者の理解と支持を得る、ことが大切と思います。そして、すぐにできないものも、継続的に改善されていく「仕組み」を作ることが未来に向けて必要だと思いますし、なんとか皆さんのご協力を頂きながら、少しずつ、でも確実にステップアップしていくことができるよう、頑張りたいと思います。

2008/5/11  2:55

投稿者:谷口礼史

「ノンステップバスが意外と乗りにくい」という発言については、私もその場にいなかったので推測ですが、他の県で仕事をしている時に、車いすやベビーカーの方以外の評判が良くないという話を聞いたことがあります。というのは、床を低くすることによって、@全体としての座席の数が減る傾向にあること、Aタイヤのカバー(タイヤハウス)の上の座席が非常に高くなるため、乗り降りがしにくく、子供や高齢者では危険な場合があること、なとが背景にあるようです。バス利用者がマイカー通勤の増加で減る中、経営を維持するために、バス会社は健常者の利用客からの評価も気になるかもしれません。いずれにしても、一般利用者の利害、ベビーカーや妊婦の利害、車いす利用者の利害、高齢者の利害などのバランスの問題になるのですが、このためには、「一般利用者」などにもユニバーサルデザインの理念を理解してもらうことが大切だと個人的には思います。

2008/5/11  2:47

投稿者:谷口礼史

大分の導入は九州の中でも遅れていますが、その背景としては、

・お金の問題(バス会社の経営状況と県・市町村からの補助の状況)
・地形の問題(大部分が平地でも、経路の一部が坂道だと導入が難しくなります。別府は坂の地形ですし、大分の住宅地関連の系統はやはり坂道を登って行きます。長崎のように改造する手もありますが、追加的なお金がかかりますので、再びお金の問題になります。)
・道路の問題(片道1車線の道路でバス停の切り込みがないと、車いすの乗降を行っている間、後続の車両が進めず渋滞の原因になるため、改良が必要です。歩道に加え、車道についても改良が必要な場所が多くある可能性があり、実際にノンステップバスを試走させないと図面や目視だけでは安全に走行できるかが確認できません。こういう部分を地道に進める必要があります。)

2008/5/11  2:40

投稿者:谷口礼史

全国的な状況としては、公営企業体が多かったり、財政規模が大きい東京都などの三大都市圏が導入率を押し上げています。その他の地方圏は全国平均を下回っており、雪が積もる北海道・東北・北陸では除雪が進んでいる都市部以外では導入が進んでいません。九州の平均は、県営・市営バスが押し上げている傾向にあります。

2008/5/11  2:15

投稿者:谷口礼史

いくつか、私の知識の範囲内で補足させて頂きたいと思います。

・バリアフリー法では、低床型バスの導入までしか義務付けられていません。つまり、ワンステップリフト付きバスで法律上の義務は満たします。ノンステップバスについては、義務ではなく、誘導目標として国が目標を定めています。このため、国はワンステップバスとノンステップバスの費用の差額を埋める補助制度を設けていますが、「県又は市町村が補助をしなければ国も補助しない」という制度になっています。平成20年度から県が差額を埋める補助制度を作りましたが、それまでは県内には国の補助の前提となる予算や制度はなかったのではないかと思われます。また、制度上は差額がすべて埋まることになっていますが、実際にはバス会社の自己負担が発生するケースが多いと思います。

2008/4/30  17:48

投稿者:OTO

熊本の空港リムジンバス運行開始!

 熊本では4月1日からJR熊本駅前と阿蘇くまもと空港間でノンステ・バスでの運行が開始されました。
 便数は往復3便とすくないのですが、それまでは大分と同じで自家用車かタクシーを利用するしか方法がなかった事を考えれば大きな進歩
です。
 
 大分交通に要望では、大分空港までのノンステ・バスの便の定時化を要望されたらどうでしょうか。

 今の1台でなんとか2往復できるのではと思
っているのですが。
 大分駅前から大分空港まで約2時間ぐらいかかります。
 補助金の関係で特急便にはノンステ・バスは
使えません。

 それでもタクシーで行くよりも10数分の1の料金で行けるようになります。
 
 まー現段階では夢のような話ですが!?。

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2008/4/29  14:27

投稿者:OTO

感想についての補足

ノンステップバスの導入は義務化はされていません。
義務化されているのは、床面が地上面から65cm
以下のワンステップの車両(床面の高さは55cm
ぐらい)とノンステップの車両です。

2000年末に施行された「交通バリアフリー法」で義務化されています。

ワンステップバスかノンステップバスを導入するのは各バス事業者の判断です。

大分や福岡県の西鉄(株)以外のバス事業者は10台新規に導入するならば5台はワンステ、5台はノンステップバスと半々で新規に入れているようです。

民間だから入れないとか公営だからノンステップバスを入れていると言われるバス事業者の話を聞きますが、要は経営者にバリアフリー法を守る気があるかないかの違いなのではないのでしょうか!。

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