私にとって関模型といえば、まずキャットバギーなのですが、実は、金属製の大型戦車も思い出があります。
キャットバギーを買いに、三越の模型コーナーに行ったとき、棚に陳列してあった大きな金属製の戦車が眼に止まったことは言うまでもありません。しかし、かなり高額(キャットバギーの数倍)で、羨望で見入った記憶があります。
関タイガーは、ビンテージ模型マニアの間でも憧れだと思いますが、初めは電動だけでしたが、その後、エンジンバージョンも出て、トランスミッションやエンジン機種など、オーダーメードもなされ、なさざまな種類があったらしいです。
先に、エンジンバージョンのモデルを紹介しておりますので、比較してご覧ください。
エンジンバージョンは、ハイグレードな様相で、ホイールや車体のディテールがよく出来ていました。
この電動バージョンは、その点、少し大雑把な感じがあります。
もちろん、ジャンクということで譲っていただきましたが、ボディー外装こそ40年の経過で埃まみれでしたが、機関部分はとてもきれいなコンディションで、おそらく、前の持ち主が大切にされていた感じが伝わってまいります。
このまま、サーボなどメカを現在のもに換装して、バッテリーを繋げば、実動できると思います。
駆動系なども含め細部を確認し、ボディー周りなどクリーニングし、極力オリジナルを維持しながら、フレッシュアップしていきます。

画像上は、ハイグレードのGPバージョンの、スプロケットとアイドラーホイール。
画像下は、電動バージョンのアイドラーとスプロケットホイール。

全体と上面の比較。

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