おそらくご存知の方も多いかもしれません。
バンダイから発売されていた、コンピューターカーです。
昭和40年後半でしょうか、丁度私が小学低学年か幼稚園の頃?、お年玉で買った記憶があります。
当時、白いフォードが欲しかったのですが、田舎のデパートには、赤のシボレーしかなく、妥協して買いました。それはもう手元にはありませんが、いとこにあげなきゃよかったと悔いております。
当時のものがオークションなどで出ていますが、2〜3万という結構な高額がついています。
入手したものは新品状態で、その1/10くらいの値段でしたが、まぎれもなくバンダイのコンピューターカーで、当時私が持っていた車種と同じシボレーです。取説もプログラムカードも私の記憶にあるものと同じです。違いは、外箱とコーンがないこと、ボディーにHITACHIのロゴとステッカーが貼ってあることです。当時の正規品には、コースに配置するための6個の赤白ボーダーカラーのコーンがついていました。どうやら、この商品は、日立の掃除機のノベルティーとして使われていたようです。そういえば、掃除機とシボレーが似ている?!
むしろ、こちらの方がプレミアがついていそうにも思えます^^v。ラッキ〜♪
今思えば、当時もこの赤のシボレーのボディにしていてよかったと思います。
走らせ方は、プログラムカードの切れ込みを入れる位置で、左、右、前進、後進、停止のコマンドを指定することができ、自分で走行コースをプログラムするというものです。
このカードをシャーシの後方から挿入すると、自動的に前方へ送られながら、途中にあるカムレバーでカードの両側の切れ込みの位置を読み取って、指定した動きをするというものです。
コンピューターの基本を応用したアイデアの素晴らしい知的玩具ですが、当時大人気だったようです。
その後も人気が続き、一回り小さなサイズのものも出ていました。
その名も、バンダイ ミニコンピューターカー。
もちろん、メカニズムは同じです。
こちらの商品は、贅沢にも2台入っています。車種は、懐かしい、コロナマークII 1900ハードトップGSSと、フォードムスタングです^^v
友人のRCMGさんから、オリジナルモデルの写真をご提供いただきました。
冒頭の私のコンピューターカーはこれを基にしたノベルティー商品なのです。
しかし、懐かしい箱です^^/


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