三ツ星の1/9.3スケールの61式戦車です。
戦車模型ファンによりますと、国産最高の模型戦車、そして、ウルトラマンやゴジラなどの怪獣映画にもよく登場しました、もっとも戦車らしい戦車?といわれているそうです。
模型のスケールは、1/9.3で、なぜに中途半端なのかはわかりません^^;、先にご紹介のタイガーIが1/12ですので、だいぶ大きくなります。また、シャーシ内のミッションの機構も異なっています。
入手時は、一応ジャンク扱いでしたが、実際のシャーシは、未走行の素晴らしいコンディションのものでした。いくつかの手直しやセットアップは必要ですが、ざっと見たところ大きな障害はなさそうです。
ボディーの部分の車長用のハッチの欠品が残念ですが、資料を参考にフィギュア用のパテで成型できそうです。他、一部の外装パーツの補充や塗装を含めたディテールアップも必要でしょうか。
シャーシの部分は、おそらく、未走行で、シャフトなどに若干の錆びは浮いているものの、油汚れなどなく、とてもきれいな状態です。搭載されているエンジンはENYA50SSエンジンで、おそらくベンチ慣らし程度の極上コンディションでした。
始動装置も生きていました。7.2vバッテリー接続で、スイッチを入れることで、プラグヒート&クランキングができます。
水冷装置も錆びもなく、ポンプの動きに引っかかりはなく、ファンもスムーズに回転。ただ、ウレタンベルトは劣化やむなしです。
ミッションは、1速のタイプから3速のタイプまであったそうです。この模型は、コルク板クラッチ式の2速でした。中央のレバーを動かすことで、ローとハイのギアを変更するようです。
若干の調整は必要でしょうけれども、各ギアの磨耗もなく、動きはスムーズで良好でした。
サーボのマウントがないので、これは位置決めののちアルミ板での自作ですね。
時間がかかるかもしれませんが、これを今からどう仕上げていくか、、楽しみです^^。

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