ニチモ(日模)から昭和40年代に発売されたプロポーショナル ラジオコントロール モデルカー (電磁誘導式ラジコンカー)「プロコン・ミニ マセラーティ 3700GT」です。パッケージアートはバラクーダですが、中身はマセラーティになっています。
取説は、外箱の底面に印刷されています。
プラスチック製の中箱は取っ手のついたアタッシュケース風になっていて、中に、スケールの本体、コントローラーとアンテナボックス、フラッグコーンなどが収められています。
ニチモのシリーズには、ミニコン、プロコン ミニ、プロコン ジュニ3種類あったようですが、いずれも、トランジスターとダイオードで電子化され、マイクロモーターを搭載するなど同時としては先進の技術を投入した贅沢なおもちゃだったようです。
ジュニだけがロッドアンテナで、他はループアンテナになっています。ダイヤル操舵式のコントローラーから分離されたアンテナボックスにアンテナ線をリング状に張り、その内側にコースをつくったりして走行させます。
ヒノデからプラコンというのが出ていましたが、ネーミングが似ています。
ヒノデは、プロポセットでプラモデルに搭載するという感じですが、プラコンは完成したトイラジの感じです。
箱や広告をアップしていますので、どうぞご覧ください。

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