2014/10/5

本物の月光  ピアノ

名曲を、そのままでは難しくて弾けないので、簡単に編曲したものを弾いて楽しむという事は、よくあります。もちろん、そういう風に楽しむのもいいと思います。
ただ、本物の魅力には、遥かに及ばないのは確かで、弾く感動も、遥かに及ばないのも確かです。

数年前に、私より年上世代のバイエルレベルの方が、うんと簡単に、短く編曲された楽譜で、ベートーヴェンの月光の第1楽章を持ってレッスンに来られました。

いわゆる大人の音楽教室のような感じの所で、そういう簡単バージョンの有名なメロディーを、沢山されていたそうです。

その曲でレッスンを始めたものの、調も、音程も、リズムも変えられた「月光」に、私がどうしても耐えられなくて・・・。

本物の月光の楽譜を出してきて、第1楽章を全部弾きました。
その結果・・・「いやぁ〜、ステキ!!全然違う〜!!こっちの方が全然ステキ!!」と、大感激してくださって、簡単バージョンよりずっと手数や時間はかかるけれど、本物の月光を弾くことになりました。

もちろん、ひたすら練習して、弾けるようになってください・・・なんていう話ではありません。

音楽の基礎である時間の感じ方、1拍目の重さなどの話から、声部という概念、各声部を弾き分ける方法、その練習の仕方、技術的な鍵盤への接し方、入っていくスピードや、打つ深さのコントロール、などなど。

そういったピアノの先生方にもお伝えしているような事と共に、もうひとつ重要な勉強が必要でした。

楽譜を読む、ということ。

なぜ、簡単バージョンで弾くかというと、技術の問題の他に、楽譜が難しいというのも大きな理由です。だからといって、読めるようになるために沢山の練習曲を弾いている時間(年月)は、熟年世代にはありません。

書く勉強を並行して取り入れるなどの工夫で、乗り越えました。

期間は長くかかりましたが、書いてある音を、ただ間違えずに弾くというレベルではなく、表現も含めて、弾けるようになりました。

そして、ご事情で数年お休みされた後も、弾けたのです。

現在は、ショパンの、もちろん本物の、ノクターンを勉強中です。

これからまた、1ヶ月か2ヶ月か、ご事情でピアノを弾けない環境に行かれることになりましたが、ピアノがなくても、楽譜を書いたり読んだりして、「楽譜と親しむチャンスにしましょう♪」ということになりました。

きっとまた、一段と楽譜が楽に読めるようになりますね。
11月くらいに、またレッスンでお会いできるのを楽しみにしています。(^^)


最後まで読んでくださってありがとうございます。


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