2013/3/30

幼い子に触れる母の手(東京レッスンにて)  ピアノ

声楽や管弦楽器なら、
1本の旋律に集中力のすべてを注いで演奏しますが
ピアノは同時に複数のラインを一人で奏でていますから、
どう弾き分けるかは大切なポイントです。

例えば片手で主役の旋律と脇役の旋律を同時に弾く場合
あたかも別の楽器で演奏しているかのように、
強弱だけでなく音色も変えられると素敵です。
それは要するにタッチを変えるわけですが、
どう変えるかを言葉で説明し、
理解はしてもらえても、すぐにはなかなかできません。

ところが、ピアノの先生方でも苦労することの多いタッチの変化を
音大出身ではない、しかもブランクのある趣味の方が
レッスンの中ですぐにできて、主旋律のソプラノが響いて
「あ〜響いてる、響いてる!」と、嬉しそうに言いながら
弾けてしまったのです。

ダンスもされる方なので
「だから運動神経がいいのかしらね〜(^^)」なんて
私もその場では言っていたのですが、
後で考えて、(もちろん運動神経も重要ですが)
知覚神経、つまり、感触の敏感さの方が重要であることを考えると
その方にはうんと小さなお子さんがいらして、
小さなお子さんをなでたり抱き上げたりする時の
お母さんの手指の感触が無神経であるはずがない・・・
だから、
私の言葉に敏感に反応できたのではないか・・・と思い至り
なんだか感動してしまいました。

その後、他の方にタッチのレッスンをしていた中で
そのことを話すと、その方はお子さんはいないけれど
猫を2匹飼っていて、いつも、猫の顔が変わるくらい
ぎゅうぎゅう〜っと強くなでていたので、
ピアノも猫も、もっとデリケートに感じる努力をすると言ってくれました。
そして、
家に帰って感触を敏感にしてなでてみると
2匹の猫は、それぞれ触れた感触が全然(!)違い、
片方がリラックスしていて、片方は固く緊張していることに
初めて気づいたとのことと、
リラックスしている柔らかい猫を見習う・・とのメールが届きました。

よかったです。。
きっと、次回はタッチが変わっていることでしょう。。。(^^)


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