調べるのにだいぶ時間がかかり
申し訳ありませんでした m(_ _)m
今回は、「黙想」の二回目、形について
まずは「手」の形から
私が教わったのは
先ず正坐をして、右足の上に右手を指が伸びた状態で置きます
次に、左の手をその右の手の上に指の部分が重なるぐらいに置きます
そして、左右の親指を力まずに合わせ、支えあうようにします
この時、手元を正面から見ると桃の実が手の中に有る様な感じになります
ただここで一つ!
手の形について調べてみると、明確な決まりは無く
右手が下だったり上だったり様々でした
各々の道場の先生に従って頂ければ宜しいかと思います
次に「足」
剣道ではもちろん正坐ですが原型になっていると言われている禅宗の「坐禅」では
足を組みます「胡坐」に似ていますが少し違います、やってみると足がキツイです
ではなぜ剣道では正坐なのか

…これもはっきりしませんでした
諸説ある中で私に一番シックリと来たのが
日本人の坐り方につて書かれた本の中にあった
「正坐とは、殿中の儀礼の中で行われる特別にかしこまった座り方で
自分よりも身分の高い人に対する謙遜、忠誠、敬意を示す座り方」
と言う一節
道場では神棚の神様や師範をはじめとした先生方が正にそうだと思いました
お家では「お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん」になるので
お話をする時にはちゃんと正坐をしないといけないと思います
最後に「目」です
正式には「菩薩の半眼」と言う目にします
坐禅では、完全に目は閉じません。大仏様や観音様みたいに薄く目を開けています
目を閉じると消極的になり、余計な妄想がわいてきてしまい
瞑想の妨げになるからみたいです
ではどう薄目にするか「坐禅」の本で調べてみました
まず、正坐をして背筋を伸ばして顎を引きます
次に、顔を真っすぐ前方を向いたまま
視線だけを自分から50〜90センチ前方に落とします。
これで終わり

…なんですがやってみるとこれが難しい
最初は半眼になるんですが持続させられません
いつのまにか完全に目が開いてしまいます
小学生には無理かも
子供たちは、かーるく目をつぶってすこーしだけ開けて見るくらいかな
目をつぶった所から少し床が見えるくらいで
無理にとは言わないので、ぜひ一度体験だけでもしてみてね

うんちく
座ると言う字の使い方
「正座」は場所を表し「正坐」は形を表すのだそうです
ただ、現在、「正坐」という字の使い方は常用外です