袴を広げて目の前に置いてみると分かるのですが
袴には五本のヒダがあります
実は、この五本のヒダに、昔の中国のとてもえらい学者である孔子が説いた
「儒教」の中にある「五倫五常の教え」があると良く言われます
この「五倫五常の教え」と言うのをかなり噛み砕いて書くと
人が人として正しく生きていくためにはこうしなさい!!
と言うふになりますかね
解説をするととても長くなるので詳しくは「ウキペディア」などで検索してみて下さい
ここで疑問

なぜ日本なのに中国の教えなのか
何の関係があるのか
小中で歴史をちゃんと勉強した人は何となく理解できると思いますが
この「儒教」仏教が日本に伝来されたのと同様に
武士の時代の日本に大陸から伝来されていて
仏教と同様に武士が好んで学んでいたためみたいです
「武士道」とは主を敬い忠義を尽くす事
つまり、主や親は、絶対無二なんです ( 新渡戸稲造の「武士道」)
「儒教」もまた
目上やお互いを敬い正義を尽くす事で人と人とが成り立つ
となるので、とても似ています
だからきっと昔の日本人の心に響いたんだと思います
じゃなんで袴のヒダなの

と言うと
袴に足を通す度に「五倫五常の教え」を頭の中で思いなさいと言う
自分への戒めの為なんだそうです
「剣道の理念」である人間形成の道に通じますね。
ここまで書くと「五倫五常の教え」が気になりませんか
ぜひ、調べて下さいね