〜コネタ 679〜
靴の嫌な臭いを15分で取り除くアイテム
夏場シーズン、気になるのは靴の臭いとムレ。
とくにビジネスマンの革靴は強烈である。
多くの人が悩むこの問題を、
なんと一日わずか15分で解決する製品がある。
何やら半透明のフタが付いた箱が
『HIKARI DE KIREI』(カールテクノ製)
という靴の脱臭・乾燥装置。
島津製作所が開発した光触媒技術を応用し商品化したそうだ。
中のノズルから出てくる紫外線、光触媒そして低温風によって、
靴の臭いとムレをとる。
使い方は、
ノズルを靴の中に入れた状態でフタを閉め、
15分立てかけておくだけ。
悪臭源となる細菌が溜まりやすい
つま先部を中心に紫外線を当てることで除菌。
そして本体内部にセットされた光触媒の働きで
イソ吉草酸などの悪臭を除去。
さらに、細菌の増殖の原因であるムレは
約45度の低温風を靴内部に当てて乾燥させる。
これを1日15分やった靴とそうでない靴とを比べると、
約100倍の細菌数の違いが生じた
という実験結果を得たそうだ。
加えて、2日目も15分使用したところ、
靴内底の細菌はほとんど除菌され臭気も感じなくなった。
基本的に清潔な靴環境を維持するためには、
毎日使用することが効果的なのだ。
「雑菌が好むような通気性が悪く湿気や
汗がこもりやすい材質・形状の靴はとくにケアが必要です」
(カールテクノ)
革の丈の高いブーツや先が細い靴などがそれにあたるのだろう。
ただ、ちょっと気になることがある。
それは履き古した靴のこと。
比較的新しい靴に比べ、かなり臭いことを経験上知っているわけで、
そんな臭いがたっぷりしみ込んだ古い靴にも効果はあるのだろうか。
「確かに、履き古した靴は靴の生地に汚れや臭いが
深くしみ込んでいることが多く、
除菌・脱臭の効果が十分得られないことが考えられます。
なので、汚れやニオイがしみ込む前に
定期的に靴を手入れすることが靴を清潔に長く使用するコツです」
(同)
とのこと。
やはり、古い靴の悪臭はかなり手ごわいのだ。
暑さと湿気によって靴が悪臭まみれにならないためには、
日ごろのマメな管理が大事という結論に至った。
とくにビジネスマンの皆さん、気をつけてください!
(羽石竜示)
お世話になったのは、
「
http://www.excite.co.jp/」
エキサイトのコネタです。

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