恐ろしきひと(前)  

前回言っていたとうに縁を切ったなじみのことについてです。
今日のところまではまだいいほうなんですが…


12年前。

私はいま住んでいる市内にある幼稚園に通うことになりました。
そこで出会った2人の女の子。それが私の初めての友達となりました。


1人はこの物語のある意味主人公であるA。
もう1人はいまも仲良くしているBちゃん。


あっという間に仲良くなった3人は毎日(…といってもお休みを除いて)遊んでいました。

進級後(年長)も同じ組になり3人できゃっきゃっと楽しんでいた幼稚園時代。


このとき誰が思ったでしょう。Aがひどい人物だということを。


そりゃまだ幼稚園…4歳・5歳なわけですから家庭の事情なんて気にしません。

そう、私とBちゃんは両親がいますが、Aは片親だったのです。


え、それだけじゃ普通?う〜ん…じゃあ言っちゃいましょう。

そのAの片親は…あまりにも過保護すぎたんです。

1人ではなく誰かについていくように…危ないことの無いように…


もちろんそれを知ったのはもっと大きくなってからですが。


幼稚園を卒園し、私は2人とは違う小学校に入学しました。

それから中学校入学までの6年間は偶然街で会ったり、年賀状のやり取りをしていました。…本当にそれぐらいでした。


そして中学校入学。
3人揃って同じ中学校に入学しました。

クラスは、Bちゃんだけが違うクラスでした。


皆さんは知っているでしょうか。

小学校以前からの付き合いがある人と仲良くしているとクラスから浮いた存在となることを。

私とAも例外ではありませんでした。
入学してすぐに取り残されてしまいました。


そんな中始まった部活動の仮入部。

私の通っていた中学校は運動部が10、文化部が5つありました。
運動が苦手だった(今もだけど)ため、運動部には目もくれず文化部へいった私。そこにはたまたまAはいませんでした。
Aは当時バドミントン部に入りたがってました。


一方文化部ですが、こちらはバリエーションも少なく…
ブラスバンド、アート、コンピューター、調理、文芸の中から選びざるをえなくなりました。


当時から音楽に興味があった私。実は小学校でも音楽クラブに所属していました。


「今日は吹奏楽行こうかなぁ…」
そんなことをAに言ってしまったのです。

当然Aもくっついてきました。小学校での知り合いをつれて。
その知り合いが今でもいいお付き合いをしている1人なんですが、それは置いといて。


その後、毎日のように通ったブラバン。
そしてこう決断します。

「私、ブラバン入りたい!」

家族はもちろんAにも言ったこの言葉。

よくよく考えるとこの言葉は胸にしまったほうがよかったのです。Aには。

結局Aは私にくっついてブラバンに入りました。

私とA、そしてAの知り合い、私と同じ小学校の人の4人が入りました。


このブラバン入部が中学校生活を暗くしたのです…。



中編に続く。
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