一昨日、東京に行きました。
今年亡くなった恩師を偲ぶ会に出席するためです。
その後、東京スカイツリーに向かいました。
8時半すぎに着くと、入場券売り場は15分待ちくらい。
半分以上は、外国人のようでした。
夜景を堪能しました。
東京タワーが下の方に見えます。
窓の上部に、ももクロや宝塚歌劇団の映像が映って、楽しませてくれました。
築地のビジネスホテルに泊まり、翌朝、上野に行きました。
国立西洋美術館で「ミケランジェロと理想の肉体」を観るためです。
この美術館は、ル・コルビュジエの設計によるもので、これ自体が価値ある建築作品です。
敷地内に入って右側にあるのが、ロダン作「地獄の門」です。
今回の特別展では、ミケランジェロの「ダヴィデ=アポロ」と「若き洗礼者ヨハネ」の2作品が目玉になっています。
ほかにミケランジェロの作品はありません。
「理想の肉体」となっていますが、あくまで「男性の理想の肉体」です。
古代ギリシアからルネサンスまでの、さまざまな男性像が展示してあります。
ただ、どんな時代でも、皮下脂肪がたっぷり付いたようなものは、理想の肉体とは考えられなかったようです。
筋肉質の肉体ばかりです。
「女性の理想の肉体」の方が興味がわきますね。
「ラオコーン」は、発掘された古代彫刻をルネサンス期に真似て作られたものです。
迫力があって、写真撮影可です。
上野公園内に行列ができていました。
最後尾に30分待ちのプカードを持った係員がいます。
パンダじゃないな、と思ったら、上野の森美術館で開かれている「ミラクル エッシャー展」でした。
これから、各地を巡回するんですけどね。
それから、上野の鈴本演芸場に行きました。
寄席は、久しぶりです。
学生時代は、ちょくちょく新宿末廣亭などに足を運びましたが。
鈴本演芸場は、ビルの中にある近代的な寄席です。
285席ありますが、日曜日の昼席です。
満席になりました。
椅子には、おりたたみの机が付いているので、らくに飲食しながら演芸を楽しめます。
この日の大トリは、柳家喬太郎。
大名古屋らくご祭で、噺を聞いたことがあります。
意表を突いたマクラが面白い!
この人の古典落語は、勉強しているな、と感心させます。
大トリだけあって、別格です。

