昨日、大垣コロナシネマワールドで、
映画「白鯨との闘い」(2D字幕版)を観てきました。
予告編で興味を持ちました。
原題は、「In the Heart of the Sea」です。
「白鯨」という単語がないじゃないか!
と思ったら、ハーマン・メルヴィル著「白鯨」の原題は、「Moby Dick」だそうです。
「White Whale」などでは、ありません。
「名著『白鯨』の、隠され続けてきた衝撃の秘話」というキャッチコピー。
しかし、小説「白鯨」を読んだこともなければ、グレゴリー・ペック主演の映画も観たことはありません。
(その映画は、私が生まれた年に公開されたそうです。)
19世紀、アメリカでは、捕鯨が盛んでした。
肉が目当てではなく、鯨油を採るためでした。
鎖国していた日本に開国を迫ったのは、捕鯨船に水や食料を補給するためだったと聞いたことがあります。
捕鯨船エセックス号は、闘いを挑んだ巨大なマッコウクジラに逆襲され、沈没します。
それが「白鯨」で、捕鯨船より全長が長いんです。
全身真っ白ではなく、白い斑状です。
乗組員たちは、3艘のボートに乗り移り、過酷な漂流生活を送ります。
その結果、少数の者だけが、生きて帰還します。
と、言ってみれば、単純なストーリーです。
でも、実話に基づいており、仕方のないことでしょう。
漂流物だったら、映画「
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」がありました。
そちらの方が奇想天外な物語でした。
この映画の良さは、やはり映像の素晴らしさだと思います。
ホンモノ感を追求し、そこは成功したと思います。
できれば、4DX−3Dで観たかった!
私の評価は、☆☆☆☆
