昨日、愛知県豊田市にある「とよたエコフルタウン」を見学しました。
のび太くんが住んでいる街ではありません。
あれは、「TOYOTOWN」ですよね。
公式ウェブサイトによると、
とよたエコフルタウンは、次世代の環境技術を集約した全国初の地区として、安心で活力と魅力あふれる低炭素社会を提案します。
ここでは次世代環境技術を誰でも体感することができます。
ハウスメーカーのスマートハウスが3軒、建てられています。
LIXILも「住まいの環境技術総合パビリオン」を構えています。
それらは、太陽光発電と家庭用リチウムイオン蓄電池の組み合わせのほか、家庭用燃料電池「エネファーム」で発電しています。
下の写真では、左の2つの箱がエネファームで、右側の箱が蓄電池です。
電気自動車を貸し出しています。
ただ、充電に5時間かかって、50kmしか走りません。
燃料電池車用の水素ステーションもあります。
水素は、この裏で、製造しています。
原料は、都市ガス。
ということは、天然ガスだから、主成分はメタンです。
あれ? メタン(CH4)から水素ガス(H2)を作ったら、炭素(C)はどうするのかな?
エチレン(C2H4)とかアセチレン(C2H2)でも、一緒に作るのかな?
と思ったら、二酸化炭素(CO2)にしているそうです。
反応式は、
CH4 + 2H2O → 4H2 + CO2
低炭素社会といいながら、二酸化炭素を排出しているわけです、残念!
エネファームも同じこと。
このCO2を固定できればいいのですが・・・
