11月12日、「日本水道協会中部地方支部合同防災訓練」が開催されました。
日水協こと日本水道協会は、水道工事業者ではなく、水道事業者の団体です。
大垣市など、会員の多くが市や町で、県営水道があればそれを運営している部署も会員のようです。
中部地方のうち、岐阜県、三重県、福井県の3県の会員が合同で防災訓練をおこないました。
会場は、大垣市馬の瀬にある国土交通省「
揖斐川大垣河川防災ステーション」でした。
このなかに「大垣市防災センター」もあります。
今回、大垣市水道部が企画運営責任者でした。
私は、大垣市指定管工事業協同組合の理事長として、開会式の来賓席に座らされました。
写真の向かって右から3つ目が私の席です。
開会式の後、大垣市防災センターの会議室で、机上訓練開始。
そのときには、来賓挨拶までさせられました。
午後から、屋外で、応急復旧訓練や給水訓練が実施されました。
応急復旧訓練では、破損した水道配水管の修理をやって見せました。
実際には、配水管は土の中にあるのですが、地上に組んだ配管で行いました。
この準備は、弊社社員をはじめ当組合が協力しました。
また、修理のデモンストレーションにも、当組合が参加しました。
大垣市からは、われわれ業者の組合が参加したわけですが、津市、福井市・池田町、岐阜市は、それぞれ職員が参加しました。
大垣市は配水管の修理を業者が行いますが、よその市や町の多くは専門の職員さんたちが行うようです。
また、各地から6台の給水車が集結しました。
川並小学校の児童たちも見学に来ていました。
そして、給水車から給水袋に水を受け取る体験をしました。
私たちもやってみました。
この袋、スグレモノです!
入れた水は漏れないし、付属のひもを取り付ければ、背負うことができます。
災害発生時を想定すると、一つの市や町だけでは対処できないでしょう。
他の県からも応援に来てもらわなければなりません。
こういった訓練は有意義だと思います。
