昨日、大垣フォーラムホテルで、「第27回岐阜県中小企業経営フォーラム」が開催されました。
主催は、岐阜県中小企業家同友会です。
私は、実行委員なので、午前11時に会場に入りました。
午後1時から開始。
まず、慶應義塾大学経済学部教授・植田浩史氏による基調講演。
演題は、「中小企業を取り巻く情勢と企業づくりの鍵は?〜アベノミクスと中小企業経営の関わり〜」でした。
たいへん真面目な方で、与えられた演題に対し、内容をしっかりと合わせてくださいました。
植田教授は、アベノミクスで地域経済、中小企業が置き去りにされていると断じます。
かつての大企業が儲かれば、いずれ中小企業に波及するというトリクルダウン効果が通用しない時代になっているのです。
円安になっても、生産は日本に戻ってこないのです。
中小企業にとって、自立、自律が必要です。
というような主旨の講演でした。
つぎに、5つの会場に分かれ、分科会に移りました。
私は、「経営指針」をテーマとした第2分科会に参加しました。
今回は、株式会社東海化成の景山社長が自社の経営指針を作り、会社がドラスティックに変わった体験を報告されました。
私は、その前座として、20分間で、経営指針とはどういうものかレクチャーし、自社の事例を少し紹介しました。
私は、経営指針を広める運動の責任者なので、このごろ、経営指針について、人前で話す機会が増えました。
今月27日、来月5日にも、それぞれ1時間くらい話す予定です。
