文部科学省は、今年度、小中学校を対象に「早寝早起き朝ごはん」運動を展開しているそうです。
目的のひとつは肥満対策だそうです。
最近、幼稚園・保育所まで範囲を拡げました。これは「キレる子」対策だそうです。
2004年の国立教育政策研究所調査では、「朝食を必ずとる」小中学生が、「全くかほとんどとらない」小中学生より、テストの平均得点が各教科で1割以上高かったそうですから、学力低下対策にもなるんでしょうね。
私が小学校のPTA会長だったとき、入学式でお母さんたちにお願いしました。「たとえお父さんはコーヒー1杯でも、将来のあるお子さんたちにはしっかり朝ごはんを食べさせてください。」と。
ですから、この文部科学省の運動には大賛成です(「ゆとり教育」なんかにうつつを抜かす前にやるべきでした)。
ただ、予算を付けて、啓蒙チラシを作って配布して、といったことだけでは、運動は盛り上がらないでしょうね。
私は、ときどき、夜遅くまで居酒屋で飲んでますが、驚くのは、けっこう子ども連れを見かけること。深夜まで営業しているラーメン屋にも子ども連れがいますね。
この子たちの生活リズムはどうなっているんでしょう?
可哀想な子どもたちです。