実は、浅田次郎の小説を読んだのははじめてです。
駅のキヨスクで買った、徳間文庫の「日輪の遺産」です。
1993年に青樹社から刊行されたものが、2000年に文庫本化されたそうです。
変わった装丁で、本の帯が本全体の幅。
つまり、カバーが二重にかけてある状態です。
映画の公開が近付いたので、その宣伝のためでしょう。
8月27日に公開予定です。
主演は堺雅人か、なるほど。
それに、中村獅童か、ふむふむ。
舞台は、バブル経済が崩壊したあたりと第二次世界大戦の終戦前後を行ったり来たりします。
終戦直前、帝国陸軍がフィリピンからマッカーサーの財宝を奪ってきました。
これを勤労動員の女子生徒たちを使って隠匿しました。
その時価二百兆円。
その秘密を書いた手帳を老人から渡されたのが、不動産屋と福祉活動家。
この老人は、すぐに死んでしまいます。
そこに現れたのが、地元の大地主。
相当の悪党のようですが、老人との間に不思議な関係があったようです。
最後に明らかになる意外な真相!
面白い映画になりそうです。
これは、見にいかなきゃ!
さて、この隠匿財宝の話、「
M資金詐欺」を思い出させます。
M資金詐欺って、まだなくなっていないんです。
信じられないことに、2−3年前、身近でそんな話があって驚きました。
皆様、ご注意くださいね。
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