昨夜、大垣コロナシネマワールドで映画「シン・ウルトラマン」を観てきました。
こんな垂れ幕が迎えてくれました。
パチンコ屋さんとのコラボでしょうか?
通路には、こんな掲示もありました。
拡大すると、
庵野秀明が「企画・脚本」となっています。
しかし、エンドロールでは、何度も庵野秀明の名前が出てきます。
もっと多くの役割を果たし、大きな存在であったと思われます。
はじめに「シン・ゴジラ」のタイトルがチラッと出てきます。
かといって、その続編というわけではありません。
日本にだけ何度も怪獣が現れ、被害をもたらします。
「シン・ゴジラ」で怪獣は「巨大不明生物」と呼ばれていました。
本作では、「禍威獣(かいじゅう)」と呼ばれます。
私は、1966年からテレビドラマが放映された初代「ウルトラマン」世代だといえます。
その前の「ウルトラQ」も夢中になって観ていました。
「ウルトラセブン」も観ていたと思いますが、「帰ってきたウルトラマン」以降は観ていません。
本作は、初代ウルトラマンを原形としています。
「科特隊(科学特捜隊)」は、音だけ合わせて「禍特対」になっています。
ウルトラマンに変身するのは、ハヤタ隊員ではなく神永新二(斎藤工)。
そのバディー(相棒)が浅見弘子(長澤まさみ)。
上司である班長(西島秀俊)、室長(田中哲司)らは、物わかりが良くて頼りになります。
総理大臣、防災大臣、防衛大臣らも登場しますが、「シン・ゴジラ」ほどは政府内の動きを描くのに熱心ではありません。
何頭(匹?)もの「禍威獣」が登場します。
また、複数の「外星人」(山本耕史ら)も人間サイズだったり巨大化したりして現れます。
本当に見応えがあります。
お金をかけた映画です。
ハリウッド大作映画に負けないくらい長い長いエンドロールがそれを物語ります。
自衛隊もかなり応援したようで、いくつもの駐屯地や部隊の名前が出てきます。
以前、「館長 庵野秀明 特撮博物館」を東京と名古屋で観ました。
庵野秀明は特撮にこだわりがある人です。
この映画もわざわざ「空想特撮映画」と銘打っています。
もちろんCGは多いのですが、特撮部分も多いようです。
「特撮博物館」で展示してあったウルトラマンが離陸するシーンを撮った模型がこれです。
本作でも同様のものが使われていたようで、ニヤッとしました。
「シン・ゴジラ」同様、難しいセリフが早口で語られ、聞き取れなかったり、すぐに漢字を思い浮かべられなかったりします。
それもまた快感です。
私の評価は文句なく、☆☆☆☆☆