ここ数回ブルトレの紹介が続いていますが、先に言っておきます。あとしばらくブルトレネタが続くと思います(微笑)。
とはいいつつも、今日は小休止して加工ネタです。でも種車はブルトレだったりします。ブルートレインにはあまり頻繁に乗る機会がないので、車両自体の印象はあっても営業状態がどうなっていたのか・・・。色々調べているうちに「窓のブラインドは閉まっている確立が高い」ということが判りました。確かに大抵のお客さんは「寝る」ために利用している訳で、駅のホームから覗かれたりしちゃいますから、ブラインド閉めていますよね。
数年前の雑誌RMMで紹介されていたネタを実践してみました。

まず用意するものは「メンディングテープ」と「グレーのビニルテープ」ともに文具屋さんで手に入ります。ブルトレは通路側と寝台側でブラインドの種類が違い、通路側はやや透けている具合のもの。寝台側は遮光性の高いものが使われています。それを再現するために、通路側に半透明のメンディングテープ、寝台側にビニルテープを使用します。

これらのテープを5mmから7mm程度に切り出し、↑のようにガラスパーツに貼り付けます。窓一枚一枚に貼り付けるよりはこの方が手間がかかりません。で、中には少しだけブラインドを開けている状態や、全開の状態などを再現したりすることで変化をつけることも出来ます。

見難いですが、通路側は少し開いた状態を表現しています。

比較写真です。手前が何も無い状態、奥がブラインド閉めた状態。

こっちの方が判りやすいかもしれません。奥が何も無い状態、手前がブラインド閉めた状態です。
鉄道模型の「生きている感」っていうんでしょうか、ウェザリングとか細密化とかも含めて、ブラインド一つとっても「生きている」演出が出来るように思いました。寝台車に室内灯を組み込んでも、煌々と光が照っている状態って冷静に考えると現実離れしていますよね。模型の世界ではそれはありなのかもしれませんが。ブラインド閉めて室内灯組み込んでってのもかなり非効率なようですが、トイレ窓と通路側とデッキ部分だけが明るい状態で、寝台側は暗い・・・そんな状態を再現できそうな軽加工でした。

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