昨年の10月に発売された103系低運転台、京阪神緩行線バージョン。とある重要な意味(笑)を持ち新製配置されました。
購入前に色々と構想(妄想とも言う)を練るためにシュミレーションしながら、実車について調査をしたのですが、103系基本番台は大まかに3種類程度に分けられるようです。(あくまで大まかであって、私見でもあります)
まず@量産車初期型。側窓が非ユニットサッシで非冷房。次がA量産車改良型。側窓がユニットサッシとなりました。先頭は低運転台ですが、ライトが2灯シールドビーム(=ブタ鼻)となり、今回購入の103系はこれにあたります。最後のBは量産冷房車。新製から冷房完備。先頭車は高運転台。
さて、今回これを買ってどうするのか・・・当ブログとお付き合いの長い方ならお察しでしょうか?
そうです!
常磐線の103系の製作をしてみようかなと思っております!
設定年代は1978年ごろ。
当時の常磐線は上記の@のグループが大半でしたが、一部にAのグループも配置されており、首都圏唯一のブタ鼻低運クハ103-188がいました。

KATOからはかなりのロングランで一般型として初期型が発売されていましたが、構造的にも最近の製品と比べると見劣りがしてしまします。
改造のポイントは全面の1灯化、側面窓の非ユニット化、

非冷房化、クハのクモハ化、側面行先表示器の閉塞・・・

どういう手順を踏んでいくかは頭の中では出来上がっていますが、詳細については追々ご説明していきます。車両のほうは即日伊予工場に入場し、とりあえず解体。万が一のときのASSY対応ができるようにサハあたりから手を入れてく予定です。
てっとり早く製品化されれば大変喜ばしいことなんですが、なかなかそうもいかないようで、まずは1セット配置の上、試作してみようかなと・・・。鉄道模型の改造、塗装は実践しないと技術力の向上はありませんから。うまくいけば、さらに増産体制に入って10両編成+αをも目論んでおります。
こうご期待!

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