今日四日。娘宅では夫婦二人一泊で何処かへ遊びに行くとか言っていたが天気が良いようにとひそかに思って居たがどうやら寒いが之は当然のことやれやれと一人心の中で安心をする。息子宅でも多分今日まで息子は休みだと思うが定年後のお勤め慣れた会社での事だが定年という一応の区切り後の勤めそれなりに大変であろう。何の音沙汰もないが夫婦二組もそれぞれに正月を楽しんで居るであろう。娘たちは何処へ行ったかも知らないが一人娘を嫁にだし淋しいであろうがその代り夫婦二人で生活をエンジョイしている模様。やれやれである。今日も午前中はゆっくりと思うが古川新聞を町内へ配布する仕事がある。午前中に風呂を沸かして洗濯をして午後から町内へ、ちょうど一時間かかる。町内ももう二軒は他所へ引っ越しをされて居てお留守。お正月。街はひっそりとしていて以前は子供たちで賑やかであった通りも今はひっそり。子供達らももういないのか昔と云うか私達が子供を育てて居た頃が懐かしと思い出される。もうその子達が結構のお爺さんおばあさんという事もあって私たちの時代というか皆おじいさん、おばあさんでもうこの世に別れを告げてあの世の世界でお正月を迎えて居るお友達もちらみえ静かな町内の形相のようだ。古川新聞を配るついで先日お餅をもらった人に少しばかりお礼を入れておいてきた。どういう意味か知らないが妻子は東京一人暮らしをして仕送りをして見える様だが人世、世の中は様々解しがたいが夫々の事情があるのであろう。午後から一寸町へと三時頃から出かけてみた。何する当てもなく時間つぶしの様な感じでデパート丸栄へ足を入れた。何も買うものもなく婦人服売り場で今年の流行などをと見て回るだけ。気分転換をして帰宅。私も誰も今は待つものもなく夕ご飯今日からまた夕食は届けられていてそれを戴いてホッと一息また夜ははテレビそのうち眠りにつくのであろう。

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