とうとう年が明けた。もう本年八十五歳、でもまだ元気が良くて自分自身独りよがりかもしれないが喜んでいる。娘や息子たちも元気で越年した様だ。昨夜からずうっとテレビを見ていて明け方眠りについたのか目が覚めたのはもう朝と云うより昼に近いくらい。朝昼兼用の様に自分なりにお雑煮で祝う。年賀状もやはり沢山来ては居るが今年は何時ものお友達は肉親を亡くして年賀状は届かない。一日どうする事もなくテレビの前で画面と仲良あいずちをうったりしながら自分なりに満足をして一日を過ごす。夜も有り合わせと云うか細やか乍もわが手で作ったおせち料理で済ませておく。本当に気楽そのもの、全く幸せそのもの。実家の奈良でも、もう母もいないが弟宅もそれぞれ賑やか無事越年の様子。又何時も親しくしている本郷の先生も一人ながら水入らずの正月を一杯やりながら過ごして見えるだろうと想像をしておく。先の人生で楽しい思いの暮らしを過ごされた先生だが現在は又自分の生きる道というか己信ずる道に邁進、信心というか信者の育成にも貢献して見えるようだ。私も現在は子供達が良くして呉れて自分なりの幸せと思い此の上は自分の健康に気を付けて又一年頑張ろうと自分自身のささやかな今年の願いである

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