2013/11/5
写真セミナー受けてきました。 家猫
3連休の最終日、パナソニックの新しいデジタル一眼(ミラーレス)カメラのイベントで、犬猫写真家・新美敬子さんの写真セミナーに参加してきました。
例の如く、ぜんぜん会場の写真とか押さえてない・・ので、レポとしてはどーなのよ、というカンジですが、鳥頭の記憶が新鮮なうちに!と思い、私にしてはすごく早くこれを書いております。(^^ゞ
文字ばっかりですが、良かったら少々お付き合いください。
***
セミナーは約90分。密度の濃い、具体的にして、実践的な内容。
新美さんが撮られた最新作例をモニターで見ながらのお話でした。
これが又、わんこ、にゃんことも可愛いったら〜♪
ええと、ともかく自分で書いたメモを参考に、少し書き出してみます。
・(犬のお母さんと子犬の写真)朝、影が長くのびている。画面左上に空っぽのお皿。むじゃきな子犬にお乳をあげつつ、お母さん犬はちょっとお腹がすいている・・きっと。というシーン。
ここで、お皿を入れなければ、もっと落ち着いた写真になる。(もしかしてちょっと退屈なカンジ?)からっぽのお皿を入れる事でストーリーが生まれる。「何を撮りたいか?ポイントを考える」
・(顔面つっぷして寝ている猫)あれ?へんなポーズで寝てる?とりあえず、その様子を1枚。近寄ってまた撮る。右、左、前、色々な角度や高さから。そのうち、気がついた猫がふつーにポーズを取ってくれる・・が、今ひとつ面白みの無い写真になったので、それは選ばなかった。(もう1枚、ベンチにいる猫の姉妹)猫の目の高さから。ポーズをいかす角度は?背景をどういれる?あと、たとえ目をつぶっていても目が入った方が良い。「視点を変えて撮ってみる」
・同じ位置でもカメラの高さを変えてみると、色々変ってみえる。犬や猫、大きさが変って見える。特に小動物は下からの方が大きく見えて、存在感が増す。「広い絵、せまい絵、両方を撮ってみよう」
・おすすめ設定はA(絞り優先モード)にして、とりあえず一番小さい値でたくさん撮ってみる。(どんな写真になるのかわかるくらい)ISO感度はカメラまかせでOK。
フォーカスポイントは1点にする。目にピントが来るように撮る。
あと、もっともボケ味が出る、自分のレンズの最短撮影距離を知っておこう、とか。
・被写体ブレしたくなければシャッター速度を1/500に。
手ブレが心配なら、1/125を最低として考える。
などなど。
作例があるので、とても納得。ふむふむふむと頷きつつ伺う。
他にもコネタ?やちょっとしたコツ(目線の貰い方とか)も合わせて色々盛りだくさん。
最後に、セミナー参加者が持参した写真1枚に講評をしていただきました。
迷ったけど、私は最近撮った中から、ポーズが面白いけど色々とつっこみどころが満載な感じの1枚をチョイス。
いつも量産してる雰囲気の写真の方がご指導いただくのに、実際役に立つでしょうと思いまして。てへ♪(本当はコレ!という写真が無かったとも言う)
それがこちら。

うーん、わたしらしくゆるい。いつものだ。
これをどうしたらもっと良くなるか?
という事で伺いまして、いじってみたのが以下の写真です。
(ちょっと明るくしすぎたかな・・)

曰く。
「画面に直線があるとソコに目が行ってしまうので、窓枠の縦線をトリミングしてみては?」
つまり、私なりの解釈は、こうです。
(心の中でね。実際にはしゃべってないです)
撮りたいのはへんなカッコの猫。
でもって、それを冷静に眺める手前の猫も入れたい。
その2名の様子を私は撮りたい。
写真を見た人がまずそこを自然に見てくれるのが望ましい。
画面構成というものからすれば、この場合やっぱり窓枠には必要性が薄い。
日頃あんまりトリミングってしないけど、画面の切り取り方ではじめっからそう考えれば良い訳です。
で、意識するしないで多少は違うはず・・きっと、たぶん。
付けっぱなしの30mmだけど、まあ、それはそれとして。
「それから影になって暗いので、プラス補正しましょう」
ああ、そうなんです。ここ、朝陽でコントラストがすごく強いから、撮ったあとでちょっと暗いとこを明るくしてみたりするんですよね。ソレ、撮る前にやればいいんですよねーうんうん。
「あと、猫ちゃんと同系色になってしまうので・・・カバーの色を変えましょう!(きっぱり)これは重要!」
これには思わず「ソコからかい!!」と、口に出してしまいました。(笑)
と、そんな感じで、楽しくもためになったセミナーでした。
この内容で、レアなカレンダーまでいただけて、なんてお得だったのかしら♪
そう思って、ここをご覧の皆さんにもほんの少々おすそ分けさせていただきました。
最後にもう一度(私メモなので、正確に新美さんがおっしゃった言葉とは違うかも知れないけど)今セミナーで一番の私的なポイントを記録として書いておこうかな。
「空間をとるなら、なんらかの理由があってのフレーミング。何を撮りたいと思うのか?あと、猫は身体全体で表現しているから、それを大事に撮ってみては?(しっぽの先から耳の先まで!時には影だって!)」
さ、明日から写真が変わって・・たら、すごいぞ、私。(笑)
☆じつはぐーぜんにも会場でとにゃままさんに遭遇したのだった!
そのあとのことなども、とにゃままさんのブログにてどーぞ♪
おかげさまでとても楽しかったです!!
なにをエラソウに。
2
例の如く、ぜんぜん会場の写真とか押さえてない・・ので、レポとしてはどーなのよ、というカンジですが、鳥頭の記憶が新鮮なうちに!と思い、私にしてはすごく早くこれを書いております。(^^ゞ
文字ばっかりですが、良かったら少々お付き合いください。
***
セミナーは約90分。密度の濃い、具体的にして、実践的な内容。
新美さんが撮られた最新作例をモニターで見ながらのお話でした。
これが又、わんこ、にゃんことも可愛いったら〜♪
ええと、ともかく自分で書いたメモを参考に、少し書き出してみます。
・(犬のお母さんと子犬の写真)朝、影が長くのびている。画面左上に空っぽのお皿。むじゃきな子犬にお乳をあげつつ、お母さん犬はちょっとお腹がすいている・・きっと。というシーン。
ここで、お皿を入れなければ、もっと落ち着いた写真になる。(もしかしてちょっと退屈なカンジ?)からっぽのお皿を入れる事でストーリーが生まれる。「何を撮りたいか?ポイントを考える」
・(顔面つっぷして寝ている猫)あれ?へんなポーズで寝てる?とりあえず、その様子を1枚。近寄ってまた撮る。右、左、前、色々な角度や高さから。そのうち、気がついた猫がふつーにポーズを取ってくれる・・が、今ひとつ面白みの無い写真になったので、それは選ばなかった。(もう1枚、ベンチにいる猫の姉妹)猫の目の高さから。ポーズをいかす角度は?背景をどういれる?あと、たとえ目をつぶっていても目が入った方が良い。「視点を変えて撮ってみる」
・同じ位置でもカメラの高さを変えてみると、色々変ってみえる。犬や猫、大きさが変って見える。特に小動物は下からの方が大きく見えて、存在感が増す。「広い絵、せまい絵、両方を撮ってみよう」
・おすすめ設定はA(絞り優先モード)にして、とりあえず一番小さい値でたくさん撮ってみる。(どんな写真になるのかわかるくらい)ISO感度はカメラまかせでOK。
フォーカスポイントは1点にする。目にピントが来るように撮る。
あと、もっともボケ味が出る、自分のレンズの最短撮影距離を知っておこう、とか。
・被写体ブレしたくなければシャッター速度を1/500に。
手ブレが心配なら、1/125を最低として考える。
などなど。
作例があるので、とても納得。ふむふむふむと頷きつつ伺う。
他にもコネタ?やちょっとしたコツ(目線の貰い方とか)も合わせて色々盛りだくさん。
最後に、セミナー参加者が持参した写真1枚に講評をしていただきました。
迷ったけど、私は最近撮った中から、ポーズが面白いけど色々とつっこみどころが満載な感じの1枚をチョイス。
いつも量産してる雰囲気の写真の方がご指導いただくのに、実際役に立つでしょうと思いまして。てへ♪(本当はコレ!という写真が無かったとも言う)
それがこちら。

うーん、わたしらしくゆるい。いつものだ。
これをどうしたらもっと良くなるか?
という事で伺いまして、いじってみたのが以下の写真です。
(ちょっと明るくしすぎたかな・・)

曰く。
「画面に直線があるとソコに目が行ってしまうので、窓枠の縦線をトリミングしてみては?」
つまり、私なりの解釈は、こうです。
(心の中でね。実際にはしゃべってないです)
撮りたいのはへんなカッコの猫。
でもって、それを冷静に眺める手前の猫も入れたい。
その2名の様子を私は撮りたい。
写真を見た人がまずそこを自然に見てくれるのが望ましい。
画面構成というものからすれば、この場合やっぱり窓枠には必要性が薄い。
日頃あんまりトリミングってしないけど、画面の切り取り方ではじめっからそう考えれば良い訳です。
で、意識するしないで多少は違うはず・・きっと、たぶん。
付けっぱなしの30mmだけど、まあ、それはそれとして。
「それから影になって暗いので、プラス補正しましょう」
ああ、そうなんです。ここ、朝陽でコントラストがすごく強いから、撮ったあとでちょっと暗いとこを明るくしてみたりするんですよね。ソレ、撮る前にやればいいんですよねーうんうん。
「あと、猫ちゃんと同系色になってしまうので・・・カバーの色を変えましょう!(きっぱり)これは重要!」
これには思わず「ソコからかい!!」と、口に出してしまいました。(笑)
と、そんな感じで、楽しくもためになったセミナーでした。
この内容で、レアなカレンダーまでいただけて、なんてお得だったのかしら♪
そう思って、ここをご覧の皆さんにもほんの少々おすそ分けさせていただきました。
最後にもう一度(私メモなので、正確に新美さんがおっしゃった言葉とは違うかも知れないけど)今セミナーで一番の私的なポイントを記録として書いておこうかな。
「空間をとるなら、なんらかの理由があってのフレーミング。何を撮りたいと思うのか?あと、猫は身体全体で表現しているから、それを大事に撮ってみては?(しっぽの先から耳の先まで!時には影だって!)」
さ、明日から写真が変わって・・たら、すごいぞ、私。(笑)
☆じつはぐーぜんにも会場でとにゃままさんに遭遇したのだった!
そのあとのことなども、とにゃままさんのブログにてどーぞ♪
おかげさまでとても楽しかったです!!


タグ: 猫
2013/11/10 0:54
投稿者:チャン
2013/11/6 18:59
投稿者:たかピー
いや〜じつに面白くて一気読みでした。
カメラにはとんと無知な私ですがそれなりに参考にできるかも、できるといいなー。
ご唱和をと言われてないのについ「ソコからかい!」
白玉くん、ゆるねこ写真が好きかって?
もちろん!
カメラにはとんと無知な私ですがそれなりに参考にできるかも、できるといいなー。
ご唱和をと言われてないのについ「ソコからかい!」
白玉くん、ゆるねこ写真が好きかって?
もちろん!
楽しんでいただけたようでよかったです!
だらだら書いてしまったけど、ほんとに密度の濃いお話でしたよ。
それにしても「ソコからかい!」一緒にいたとにゃままさんも唱和してました。(笑)