三毛猫の白玉、白黒猫のメイ、キジトラ男子コトラを中心にした時々の記録です。猫写真、陶器作りなども。

2013/4/22

ラストステージ  家猫

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続きを書こうと思っても、いざとなると何を書いていいかわからず、ずいぶん放置してしまいました。
更新がないのに見に来てくださった皆さんごめんなさい。
私も白玉やメイも元気です。


先日ようやくコナツを我が家に連れ帰ってきました。

ハミを送った時は立ち会ったんですが、今回はそれもできず家で見送ったまま遺骨を引き取りに行ったのが20日の事です。
コナツも家に帰ってきて、ようやく落ち着いて眠れるかと思います。小さなひと区切りです。

そうは言いつつ、あんまり平穏すぎるのも落ち着かないものですね。
白玉とメイは手がかかりません。
そりゃ、ごはんはいつでも食べたいし(白玉)、かまって欲しくてやたら話しかけてくるし(メイ)・・それなりに要求はあるんですが、それでもね、なんだか全然違う。

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そもそもコナツという猫は、自分が一番でなければ気がすまなくて、甘ったれ。
ついでにいかにも女子猫らしいややこしい性格で、そのわがままぶりに正直かなり手も焼きましたけど、プリマだからそれも当然かな、なんて。

おかげでふたりの妹分たちがどれだけ大暴れしようと、楽だったらありゃしない。
気が抜けてしまう。

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だけど、どれだけ埋めようとして、この大穴は他の誰かに埋められる類のものではないのだし。
(可愛いさかりの仔猫がどれほど大挙してドアを叩いたとしても!)
いやいや、ホント。とんでもない事です。
猫神さま、これはものの例えですからくれぐれもカンチガイなさらないよう。

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実はつい2日程前に、早朝、どこかで微かな仔猫の声がして目が覚めました。

夢うつつの中「コナツ、いくらなんでもまだ早いよ」とかなんとかつぶやいて、覚醒し、がばりと布団を跳ね除けて玄関に向かって飛び出してから・・気がつきました。

「ひぃぃ〜〜」と風呂場から助けを求める声の主は、白玉くんでした。
自分で閉じこもっておいてねぇ。
ああ見えてハイトーンボイスなので、ちょっと仔猫みたいな声と言えなくもないんです。
朝からとんだお騒がせでした。

***


そんな風に『ねこさか家』も、どこか欠けた状態が「日常」になりつつあります。
まだちょっとしたきっかけで涙腺が危い事になりますが、それでも少しずつ。

だから、このブログでもこの記事以降は、コナツとの別れについてあれこれを書くのをやめようと思います。

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でも、やはり最後に、あの日の事だけは書いておきたい。
それはそれは、バレリーにゃコナツのお別れは見事だったから。

お時間あれば(続きを読む)からどうぞご覧くださいね。



***


4月9日の夜。
私が帰宅するとコナツはソファーの下でうずくまっていました。
意識はちゃんとあって、水をあげたけどもういらないと拒否されました。
身体に触れると少しひんやり感じられ、息も微かで静かでした。

実はその少し前、オトートが仕事で東京に来ており、コナツに会いに行くとメールがありました。

だから、コナツに頼んだんです。
「お願いだからもう少し待ってて」って。
コナツをホットカーペットで温めてなでながら、ずっと声をかけてました。

気がつくと、コナツの身体が温かくなってきました。
息も安定して、かすかにごろごろ喉を鳴らす音も聞こえました。
オトートが来た時にはかなり落ち着いた様子でした。

それから、彼がコナツのそばで寝るというので、眠くてたまらなかった私はもう大丈夫と思って隣の自分の部屋で少し寝る事にしました。
「コナツ、また明日ね」
そう言いました。
コナツはその時も小さく喉を鳴らしながら、うとうとしている様に見えました。


朝早く、オトートに起こされて目が覚めると、コナツはすでに亡くなっていました。
触れるとまだほんのり暖かかったけれど、もう息はしていませんでした。

深夜、ソファーの上にいたコナツが床に降りたのに、オトートは気がついていたそうです。
でも、もう好きなところで寝ればいいと思ってそのままにしたと言ってました。

コナツは私の眠っていたベッドの下までもぐりこんで、そのままそこで逝きました。

しんどくてたまたまそこで横たわっただけかも知れないけど、私の側にいたくて来てくれたと勝手に思ってます。

命が消える瞬間、眠りこけててごめん、コナツ。
でも、こんな飼い主のところに来てくれてありがとうね。

***


こんなのろけ話を延々聞かされた皆さん、失礼しました。
最後だからどうか赦してくださいね。

コナツだけじゃない。
そんなに沢山知ってる訳じゃありませんが、今まで見送ったり、話を伺ったどの猫もほんとうに立派でした。
我慢強く、静かで、ありのままを受け入れる。
ついでに心穏やかではいられず嘆く飼い主に、深い慰めまで与えてくれるんです。

彼等にそんなつもりは毛頭なかったとしても。

なんて偉い生き物なんだろう、猫って。
自分もかくありたい、と、そう思います。

***

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皆さんからいただいた可憐な花に囲まれて、バレリーにゃ・コナツ、最後のステージ。


さて、長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。
あんまり間をあけずに、またお目にかかりたいと思います。
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2013/5/3  4:19

投稿者:オトート

コナツはお姉ちゃんのそばに行きたいと願いました。
そこが一番落ち着ける場所だったから。
短い時間だったけど幸せだったと、、、
母ちゃんとも仲よくやってるよ。




2013/5/2  20:36

投稿者:ぱた

コナツさん、やっぱり優しいにゃんこさんだったんですね。チャンさん起こさずに静かに旅立つなんて…(あ、また涙が)。
でも最後まで大好きな人の側で安心して穏やかに過ごせて、コナツさんも喜んでるんじゃないかな?と思います。
どうかチャンさんも早く元気になって下さいねクローバー

2013/4/29  20:26

投稿者:そえにゃん

ご無沙汰していました。

コナツちゃんのこと、聞いていたし、存じていました。
でもかける言葉がなくて、今日まで失礼しました。

素晴らしい猫さんでしたね。
コナツちゃんの最期、とてもとても立派でした。
本当に猫ってすごい。ありがとうございました。

どうぞ安らかに。

2013/4/29  14:22

投稿者:ぽぽろ

コナツさん、最後まで凛として
自分の大切な思いは見失わずに旅立たれたのですね。
どこまでもチャンさんのコナツさんとして。
どうかまたどこかでお会いできますように。

http://sanke.blog118.fc2.com/

2013/4/27  23:31

投稿者:umineko

「やれやれ、やっと眠ったわね」
と、コナツさんのいたずらな三角の瞳が
笑っていたような気がします。
「アンタに泣かれたらおちおち引っ越せないわよ」
なんて。
さすが、引き際の鮮やかさを心得ていらっしゃる。
最後まで小またの切れ上がった粋な姐さんでしたね。
今度お会いするときは鋭いコナツパンチをひとつよろしく。

2013/4/26  20:06

投稿者:こてち

やっぱり泣いてしまいました。
コナぽんに会ったとき、
ベッドの下に隠れていたっけな。
チャンさんの気配を身近に感じられるベッドの下は
きっとどこより安らかに、
力を抜くことができる場所だったのでしょう。
きちんとおとーとさんにもお別れをして、
ほんとうにみごとなまでの最期だと思います。
出会えて光栄でした。またね!


http://neko2eigo.jugem.jp/

2013/4/26  18:27

投稿者:しまねと

コナツさん、チャンさん。
お二方の信頼関係の素晴らしさ、潔さに号泣です。
考えたくはないけれど、私はどんな「さよなら」を迎えるのだろう。その時がきたらお二人のこと思い出して、しっかり送ってあげたいと思います。

ありがとう、コナツさん。
辛いのに記事にしてくれたチャンさんありがとう。
先に逝ったハミさん、オセロさん、
いつかどこかでお会いしましょうね。

2013/4/26  18:13

投稿者:たかピー

そうでしたか。
コナツさんスマートでかっこいい。
大好きな人達と仲間がいて安らかな気持ちだったでしょう。
また会えるからそれまで暫しさよならね。

2013/4/26  16:55

投稿者:藏ゆ

「続きを読む」をクリックする前にティッシュを用意。

コナツさん、潔くて立派でした。
かっこええ最期です。 さすがです。
チャンさんに泣かれたら、
すんなりと旅立てないと思ったのでしょうか。
チャンさんの寝息を聞きながら、振り向かずに逝ったように思います。
またね、コナツさん。
ワタシからも、ありがとう。
だから猫飼いはやめられねえんです。

2013/4/26  12:03

投稿者:ジンク

コナツちゃん静かに大好きなチャンさんのそばで逝けて良かった。

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