【京都五社めぐり】
千年も続いた京の都は「四神相応」と讃えられます。
方角を司る「四神」・・玄武(北)、蒼龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)が守護する都として造営されました。
うらうらと朝日が昇る東山山麓に八坂神社
広々とした桂川を渡った西に松尾大社、
水清き加茂川が流れ出る北に加茂別雷神社(上加茂神社)、
鴨川と桂川が出合う南に城南宮。
古来より、都人は都の要所、要所に鎮まるお宮に祈りを捧げそれに応えて神々は、人々の暮らしを守り、願いを聞き届けてきました。
四季の祭礼行事と美しい自然に彩られた京都のお社を巡れば、神々の息吹に触れ清々しい気持ちになります。
今日は、【伏見五福めぐり】、【京都十六社朱印めぐり】に続いて・・・平安京にゆかりの深い【京都五社めぐり】の朱印を頂いてきました。

京都五社めぐりの朱印色紙
満願で「オリジナル記念品:栞」を頂きました。(※先着千名)

【朱雀(南)・・・城南宮(方位除け)】
平安遷都の際、皇城(都)の南の守護神として創建され「方除けの社」として仰がれます。方除けとは、方角の災いを取り除く事で巫女が舞う神楽の鈴音が響きます。広大な神苑「源氏物語・花の庭」では春と秋に「曲水の宴」が行われます。

山上に積雪が見られる雄大な愛宕山

【白虎(西)・・・松尾大社(酒造)】
「酒造りの神」として信仰を集め、霊泉・亀の井は酒造家の元水として造り水に混ぜて用い、長寿、蘇りの水としても知られます。

長寿の霊泉・亀の井

月が渡るの如く・・渡月橋、亀山、小倉山と愛宕山

池干し中の広沢池と遍照寺山(朝原山)

広沢池と愛宕山

白馬じゃ〜、神馬じゃ〜ヽ(^o^)丿 @加茂別雷神社(上加茂神社)

世界文化遺産で京都最古の社
【玄武(北)・・・加茂別雷神社(上加茂神社)】
通称・上加茂神社。平安遷都以来、皇城鎮護の守護神として朝野の崇敬を受け京都最古の神社です。社殿の殆どは、江戸期の建替えですが往古の姿を今に伝えます。
平成6年(1994年)に世界文化遺産に登録されました。

境内

立砂
神代の昔、加茂別雷神大神が降臨された神山(こうざん)を模っています。

社地を流れる、ならの小川

社家の家並み

天然記念物に指定された生物群集が生存する深泥池(みぞろがいけ)

都七福神(大黒天)・松ヶ崎大黒天(妙円寺:みょうえんじ)

大黒堂の前に安置される「なで大黒」

日本最大級の規模を誇る高さ24.2mの平安神宮の大鳥居

【日本文化のおや神様・・・平安神宮】
明治28年(1895年)、平安遷都1100年を記念して創建。
平安京大内裏の正庁、朝堂院を約1/8に縮小復元されたもので往時の華やかさを再現しています。
應天門(神門)

大極殿

改修工事が終って姿を現した西楼門@八坂神社

【蒼龍(東)・・・八坂神社(祇園祭の社)】
明治維新まで「祇園社」と称され今も「祇園さん」と呼ばれ親しまれます。
7月の「祇園祭」では1ヶ月に亘って疫病退散を祈願する様々な神事が行われ、特に豪華な山鉾巡行、勇壮な神輿渡御で知られます。
境内に湧く「ご神水」は肌の健康を守る知る人ぞ知る「美容水」です。

夕暮れ時・・・

0