2005/8/31

土間のたたきワークショップ  リフォーム・DIY

クリックすると元のサイズで表示します8/27日・28日の二日間、土間のたたきのワークショップを行いました。皆さん、土間のたたきってご存知ですか?田舎の農家や、京都の町家に行きますと、見られます土を固めた土間のことです。

今回、土間のたたきを昔ながらの伝統的工法で再現するために、皆さんに手伝っていただき、無事完成する事ができました。ご協力頂きました皆様本当にありがとうございました。

上の写真は、第一段階の作業で、バラス(砕石)を敷き詰めまして、ランマーと言います点圧機で押し固めている所です。

「土間のたたき」のタタキとはもちろん材料の土を叩いて押し固める所から、名付けられているのですが、叩き締める事によって、土を硬く良質の土間になるように鍛え上げるという意味もあるのです。

たたきを漢字で書くと、「三和土」と書きます。これはたたきに使われる材料が、山土、消石灰(←石灰のことです。)それに、にがりの三種類の材料を混ぜ合わせて造るところから来ています。
三つの材料の配合比率は、だいたい
  山土:消石灰:にがり=30:10:3の割合で混ぜますが、土の粒の大小や、湿り具合、あるいはその日の天候、湿度によって微妙ににがりや水の量を変えます。←このあたりは左官職人の勘の世界と言うことになります。



消石灰です。運動場の白線引きに使うやつ?→クリックすると元のサイズで表示します





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そして、後はただひたすら叩いた叩いて、また、叩いて叩いて・・・・・
腕がパンパンになりました。

こういう作業はとにかく施工する人の数が多いほど楽ですし、効率も上がります。そんな事で昔は、茅葺の葺き替えや、建前(家を建てる棟上)なども同様に隣近所の住人がみんな助け合って、作業をしていた様です。

たたきの施工の厚みですが、だいたい仕上げの厚みの2〜3倍の土を圧縮して固めます。つまり、10センチの土間を造るためには、20〜30センチの土が必要と言うことになります。仕上げ厚み10センチ程でしたら、一層目を5センチ分たたき締めて、その上に二層目を5センチ重ねて仕上げると言う工程になります。一度に、分厚く敷き込みますと、締りが悪く、なかなか固まらない事があります。





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仕上げの方法も数通りありますが、今回は洗い出しと言う仕上げで行いました。

→→→ 充分たたき締めた土の表面を水をつけた刷毛で軽くこすります。

そうすると土の表面の泥がペースト状になって少しとれます。
(←これをノロと言います)

このノロをスポンジで押さえて拭き取ります。
そうすると、上の写真のように、
石目がクッキリ浮き出てきれいな仕上がりになります。    
 すっばらしい〜!!

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