2005/7/8

碍子(がいし)  リフォーム・DIY

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さて、このボタンの様な物体は、なんでしょうか???

・・・ご年配の方なら、ご存知のはずですが、

・・・碍子(がいし)という陶器製の部品です。

電気配線の留め具として用いられ、電気が流れない様に、絶縁のはたらきをするものです。
現在一般に使用されているビニールで被覆された配線が登場する以前は、
ごくあたり前に使われていましたが、今は通常使用される事はありません。

でも、戦前の建物の再生をする時は、頻繁にお目にかかります。
この現場でも、何十年も頑張ってきた建物(K邸)の歴史を、でしゃばらず、静かに見守っているかのように佇み、しかもその存在感は確固たるものがあります。

昔は、写真の様に柱や梁を隠さずに見せる真壁工法で、しかも天井を設けずに、2階の床板が見える根太天井が主流でした。
無駄がなく、構造体としての木材の調湿性を生かした工法であり、万一構造体に腐りなどの不具合が発生した時も、目で見て確認、対処できるというメリットがあります。

構造が裸で、電線を隠すスペースがないので、この様に露出の配線になるのは極々当然の事なのです。今回この現場も、この碍子たちを生かして、いにしえの趣を出そうと考えています。

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