2005/6/23

茅葺き屋根  暮らしと住まい

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茅葺き屋根の「茅」とは、広い意味では草葺き屋根の総称のことをいう様ですが、茅自体は→「ススキ」のことをさします。各地に自生しているススキの原っぱ(茅場といいます)もどんどん減少してきており、屋根の葺き替え材料としての茅を確保することも最近では、だんだん困難になってきております。

草葺き屋根の材料は、茅(ススキ)の他、ススキの仲間のカリヤス、葦、麦藁などがありますが、いずれも地元で入手しやすい材料が使われていたのは、当然のことでしょう。茅は山里で採集され屋根に葺かれた後は、田んぼや畑で肥料として、再利用するという循環ができていて、お役御免の後もけして無駄にはならないのです。

上の写真は、琵琶湖の北西部にある「在原」のとある民家の葺き替えの様子です。材料は琵琶湖に近いので、入手しやすい「葦」を使っています。

「葦」は茎の中が中空になっていて、束ねて葺くと多層構造の断熱層ができる事になり、屋根材として優れた断熱効果を発揮します。
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